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【社会】「元犯罪者と会うのが怖い」と断る…平均年齢64.7歳 深刻化する保護司不足 [07/23]
- 1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/07/23(木) 20:45:31.67 ID:???
- ★【関西の議論】「元犯罪者と会うのが怖い」と断る…平均年齢64.7歳 深刻化する保護司不足
2015.7.23 15:00
罪を犯した人や非行少年らの更生を支える「保護司」不足が深刻化している。
法務省によると、今年1月現在で4万7872人と平成22年以来、6年連続で減少しており、
平均年齢も過去最高の64・7歳となるなど、なり手不足と高齢化が顕著になっている。
かつては「地域の名士」が務めていたが、近年では「時間的余裕がない」「犯罪をした人に
対する指導・援助が不安」などと断るケースも目立っているという。しかし、保護司は
保護観察対象者の更生を支える“要”だけに、法務省も危機感を強めている。(有川真理)
■更生を見守る“第二の親”のような存在
「仕事はどうや? おっ、髪切ったんか」
7月初旬の午後7時。奈良県田原本町で和菓子店を営む保護司、
服部誠さん(69)のもとに、仕事帰りの男性(20)が面接に訪れた。
「順調やで」。男性は照れながら、この日の仕事についてうれしそうに話し始めた。
この男性は無免許運転で保護観察となり、半年前から月2回程度のペースで服部さんと
面接を重ねている。当初はなかなかよい仕事が見つからなかったが、約1カ月前から
住み込みで建設作業員として働き始め、「仕事が楽しい」と笑顔を見せた。
「筋肉ついてきたやん。頑張ってるなあ」と、服部さんは目を細めた。
この日は、交通ルールの大切さについても2人で話し合った。
男性は「大げさだが、第二の親だと思っている。いつも見守ってくれていると感じる」
と話し、観察期間が終わっても服部さんには近況報告を続けるつもりという。
服部さんは42歳から保護司として活動し、現在は4人の対象者を受け持っている。
これまで担当した中には、建設業の親方になった20代の男性も。この男性は現在、
保護観察対象の少年らを雇用する協力雇用主にもなり、社会復帰支援に取り組んでいる。
「決して順調なケースばかりではないが、無事に立ち直った姿を見せてくれると
本当に良かったと思う」と語る服部さんの言葉には実感がこもっていた。
奈良県橿原市の保護司、好川嘉則さん(73)も「3年前、家族ともども交流が
あった対象者の男性から『仕事、元気にやっているよ。いつも先生の話をしているよ』
と言われたときはうれしかった。ちゃんと社会に出てくれたときは泣きました」と振り返る。
■なり手不足、高齢化が顕著に
保護司は、少年院や刑務所などを仮出所するなどした保護観察対象者の更生を支える
ボランティアだ。身分は非常勤の国家公務員で法相が委嘱する。任期は2年で、
再任は76歳未満と決められている。
かつては、元校長や地方議員、経営者など「地域の名士」が行政側の推薦を受けて
担ってきたが、6年連続で保護司が減少していることについて、法務省は
「地域コミュニティーが希薄化して、適当な人材の推薦が行えなくなったことも一因」
と分析する。最近では企業の定年退職者の任用が増えているが、定年延長を進める
企業が増えてきたことによって、なり手不足と高齢化が顕著になっているという。
さらに、たとえ行政からの推薦を受けても、保護司が担う役割につきまとう時間的、
精神的な負担の大きさから断るケースも少なくない。
24年に法務省が全国の地区保護司会会長約760人に行ったアンケートでは、
「保護司になってくれるよう依頼したが、断られた経験がある」と回答したのは、
実に8割以上にも及んでいる。理由の7割以上が「忙しくて時間的余裕がない」で、
「家族の理解が得られない」「犯罪をした人に対する指導・援助が不安」と続いた。
実際、ある保護司(73)は「5〜6人を受け持っていたときは、月2回の面接だけで
かなりの時間がかかった」と話す。別の70代の保護司も「薬物依存だった人や
暴力団組員だった人と家で会うのは怖い気持ちもあった」と打ち明ける。
>>2へ続く
http://www.sankei.com/west/news/150723/wst1507230007-n1.html
http://www.sankei.com/images/news/150723/wst1507230007-p3.jpg
- 2 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/07/23(木) 20:46:46.84 ID:???
- >>1より
■再犯率抑止に保護司の重要性高まるが…
保護観察対象者の立ち直りを支える保護司の存在は年々、重要さを増している。
25年の対象者は約3万9千人で前年比約1200人減となった一方で、
一般刑法犯の再犯者率は9年から上昇し続けており、25年は過去最悪の
46・7%にまでなっているからだ。
法務省は、16年に満期出所した約1万2千人と仮釈放の約1万6千人を対象に
10年以内の再犯の割合を調査した。その結果、保護観察所を訪れる義務のない
満期出所者は60・8%だったのに対し、保護司らが支援する仮釈放は39・2%
だったことがわかった。
奈良保護観察所(奈良市)の西崎勝則統括保護観察官は「保護司は経験にもとづいた
温かいアドバイスを対象者に送ることができる。そのため、地域の中で自分の
立ち直りを見守られている安心感が対象者に生まれる」と説明する。
それだけに、「このまま保護司減少が続けば、十分な更生保護支援ができなくなる
恐れがある」と法務省は危機感を強めており、さまざまな対策を進めている。
自宅での面接の負担をなくすために、主に自治体施設の一部を活用した
「更生保護サポートセンター」を全国に345カ所(26年3月現在)設置。
今年度末には446カ所まで増やす予定だ。また、対象者との面接に不安を
感じる経験の浅い保護司とベテランの保護司がペアになって、協力して更生に
取り組む制度も行われている。
だが、ある保護司は「面接は対象者の仕事が終わる夕方から夜か、土日曜日が多い。
それなのに、センターが使用できるのは平日の日中だけ。これではニーズが
合わない」と指摘する。
更生保護の要である保護司は、人が人を支える“アナログ”の世界。
西崎統括保護観察官は「一人一人と丁寧にかかわり、更生を温かく見守れる
保護司の支援はもっと必要になってくる」と強調している。 (了)
- 3 :名無しさん@13周年:2015/07/23(木) 20:50:10.50 ID:X7jkWL76e
- 中学校の後輩が保護観察付いてて、保護司の人がコンビニ経営だったから、最低賃金で働かされてたわ
夜11時に保護司から電話があるらしく、その時間が過ぎてから夜中ふらふらしている子だった
「男に貢がせたの〜」とか言いながらブランド品を見せびらかしていたけど、
飲み屋で会ったパチンコ屋の店長が「ユキはカネ払うとセックスさせてくれる」って言ってた
- 4 :名無しさん@13周年:2015/07/24(金) 06:52:11.26 ID:I6De2EQaN
- 暇な老人を探すからいけないんじゃないか?
現役バリバリの自衛官とか格闘技指導者とかそういう層を検討したらいい
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