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【社会】「元犯罪者と会うのが怖い」と断る…平均年齢64.7歳 深刻化する保護司不足 [07/23]

2 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/07/23(木) 20:46:46.84 ID:???
>>1より

■再犯率抑止に保護司の重要性高まるが…

保護観察対象者の立ち直りを支える保護司の存在は年々、重要さを増している。

25年の対象者は約3万9千人で前年比約1200人減となった一方で、
一般刑法犯の再犯者率は9年から上昇し続けており、25年は過去最悪の
46・7%にまでなっているからだ。

法務省は、16年に満期出所した約1万2千人と仮釈放の約1万6千人を対象に
10年以内の再犯の割合を調査した。その結果、保護観察所を訪れる義務のない
満期出所者は60・8%だったのに対し、保護司らが支援する仮釈放は39・2%
だったことがわかった。

奈良保護観察所(奈良市)の西崎勝則統括保護観察官は「保護司は経験にもとづいた
温かいアドバイスを対象者に送ることができる。そのため、地域の中で自分の
立ち直りを見守られている安心感が対象者に生まれる」と説明する。

それだけに、「このまま保護司減少が続けば、十分な更生保護支援ができなくなる
恐れがある」と法務省は危機感を強めており、さまざまな対策を進めている。

自宅での面接の負担をなくすために、主に自治体施設の一部を活用した
「更生保護サポートセンター」を全国に345カ所(26年3月現在)設置。
今年度末には446カ所まで増やす予定だ。また、対象者との面接に不安を
感じる経験の浅い保護司とベテランの保護司がペアになって、協力して更生に
取り組む制度も行われている。

だが、ある保護司は「面接は対象者の仕事が終わる夕方から夜か、土日曜日が多い。
それなのに、センターが使用できるのは平日の日中だけ。これではニーズが
合わない」と指摘する。

更生保護の要である保護司は、人が人を支える“アナログ”の世界。
西崎統括保護観察官は「一人一人と丁寧にかかわり、更生を温かく見守れる
保護司の支援はもっと必要になってくる」と強調している。 (了)

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