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【テーラワーダ仏教】ブッダの教えと冥想の実践18

556 :神も仏も名無しさん:2020/05/21(木) 18:36:54 ID:8vjW1eh7.net
1.知識
2.論理
3.智慧(悟り)

悟りが知識や論理といった概念ではないなら、概念的に捉えられた悟りは、あくまで
悟りについての概念的理解にすぎず、悟りそのものではないことを知る必要がある。

もしも、完全な無我に達した仏の悟りが無始の過去からのものであるならば、完全な
無我に達して自他の区別を乗り越えた者にとって、悟りは最初からそこにあったもの
となるだろう。
その時はじめて、もともと悟っていたということが実感を伴って言われるのであって、
それは概念的に説明された無始の悟りへの理解や信仰とは質的に異なる。

ある方便ではこれを概念的に説明し、信仰の対象とするが、修道はこれを体得させ
しめる。

三学を修することができない人にとっては、知識と論理によって示された悟りの概念
は、信仰の対象となり得る。
仏法僧への信仰があれば、時間の問題で悟りに至る機根は熟すだろう。
大乗仏教が生みだされた経緯は、おそらくこの辺りにあると思っている。

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