【社会】働き手の髪色を自由に　アピタとピアゴも　ルール改定、ドンキに続く [朝一から閉店までφ★]

朝一から閉店までφ ★

益田暢子2022年11月15日 15時30分

　従業員の髪色を自由にする企業がまたひとつ増えた。

　東海地方を中心にスーパー「アピタ」や「ピアゴ」を運営するユニーは、11月から社内の「服装ルール」を緩和した。

　髪色の規定はなし。

　爪（ネイル）も派手でなければ、デザインや色は自由。

　ユニーで服装ルールを改定するのは、1971年の創業以来、初めてという。これまでは、従業員が髪を染める場合は黒色か少し明るめの茶色という決まりがあった。ネイルのマニキュアなどは、透明か薄いピンク色しか認めていなかった。

　今回、ユニーがルールを変えた背景には、親会社の動きがあった。

　ユニーは2019年、ディスカウント店「ドン・キホーテ」を運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス（PPIH）の傘下に入った。

　このPPIHは今年3月、ひと足早く服装のルールを緩和していた。髪色は完全に自由。ネイルも凹凸の飾りがついていないデザインであれば、色も自由にした。

　しかし、グループ内でもユニーだけは「客層が異なる」との理由で、ルール変更の対象から外れていた。

　そんなユニーだったが、今年10月初旬、従業員から意見が出た。

　「髪色は自由にならないのか」

　社内で再検討した結果、ルール改定という結論にこぎ着けたという。

　「ドン・キホーテ」では3月以降、多くの従業員が金色やピンク色など、自由な髪色で働いている。客からのクレームなどはない。　「自分らしく働ける」

　そんな、従業員の肯定的な声が多いという。（益田暢子）

https://www.asahi.com/sp/articles/ASQCH4CBFQCHULFA004.html

【社会】 働き手の髪色を自由に アピタとピアゴも ルール改定、ドンキに続く [朝一から閉店までφ★]

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