【大阪府】ひったくりをデータで見ると…20代女性、午後5時以降に要注意 [蚤の市★]

蚤の市 ★

　大阪府警が公開してきたひったくりのデータには、被害者の特性や手口など幅広い情報が含まれている。

　朝日新聞が2008～19年ののべ約1万2千件を集約して分析した結果、被害の傾向や、注意すべきポイントが見えてきた。

　府内のひったくりは08年に3587件あったが、19年は253件まで減った。

「国土数値情報（行政区域データ）」（国土交通省）（https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-N03-v2_3.html#prefecture27）を加工して作成

　市区町村別では、08年は東大阪市が273件（7・6%）で最も多く、次いで大阪市中央区の244件（同6・8%）だった。

　19年は大阪市中央区の29件が最多。東大阪市は2番目に多いものの、件数は16件になっていた。

圧倒的に被害に遭いやすい年代は
　女性が男性より圧倒的に被害に遭いやすい傾向は共通していた。被害者は08年が女性3280人▽男性307人で、19年は女性184人▽男性69人だった。

　すべての被害者を年齢層と性別で集計したところ、最も被害に遭っていたのは20代女性で、全体の20%を占めた。60代女性（13・3%）▽70代女性（11・8%）が続いた。

　男性で最も多かったのは20代（2・6%）だった。

　ひったくりが発生した時間帯も分析した。未明の午前3時から午後4時までは発生数も少なめだが、午後5時を過ぎると増え始める。午後8～11時には特に集中しており、午前0時以降にぐっと減っていた。

　年齢層と発生時間帯の関係も分析した。30代以下の人は午後5時から午前0時まで被害が増え続けるが、40～60代は午後8時を過ぎると減少する。一方、70代以上の人が最も被害に遭いやすいのは午前11時ごろだった。外出する時間帯の違いが関係していそうだ。

犯行手段はバイク
　ひったくりの犯行手段も集計した。62・8%を占め、圧倒的に多かったのはバイクだった。以下、自転車（24・2%）▽徒歩（7・8%）▽自動車（5・2%）の順だった。

　こちらも犯行時間帯によって違いがあった。バイクは午後5時以降に急増し、9時にピークに。一方、自転車は午前8時から増え、午後7時がピークだった。

　被害者の年齢層と重ねると、60代まではバイクによる被害が6割以上だったが、70代以上になると自転車がほぼ半数を占め、バイクより多くなった。

朝日新聞　2022年10月29日 11時00分
https://www.asahi.com/articles/ASQBF51BRQ2HPTIL03F.html?iref=comtop_7_01
※関連スレ
大阪のひったくりが激減　1.2万件の府警データ分析で見えたこと【朝日新聞】 [少考さん★]
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1666836527/