リニア巡るあつれき「完全に解消」　静岡・山梨の両知事が意見交換 [蚤の市★]

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　リニア中央新幹線をめぐり、静岡県がJR東海に山梨工区に関する文書を提出したことについて、川勝平太静岡県知事と山梨県の長崎幸太郎知事が26日、関東地方知事会議を前に直接意見を交わした。会議後に取材に応じた長崎知事は、静岡県が山梨工区の工事について県の専門部会で協議する意向を示していることに対して、「説明いただければ、それを尊重する」と述べ、理解を示した。

　川勝知事は、山梨工区の一部が静岡・山梨の県境を越えて静岡県内に設定されていることを問題視。工事が県境付近に近づけば大井川の水資源への影響が懸念されるとして、山梨工区のどの場所で工事を止めるのかなどを示すよう求める文書を今月13日付でJR東海に提出した。

　これについて長崎知事は17日の記者会見で「本県に関する話について一言の連絡も無い。行政のやり方として、もう少し山梨県に礼を尽くすべきではないか」と、静岡県の動きに苦言を呈していた。

　両知事によると、会議前に川勝知事が山梨県の控室を訪問。川勝知事が、山梨工区は県境をまたぎ、静岡県にも関わる問題であることなどを説明したという。川勝知事は「両県に関わることなので、お互いに連携を密にしようということで合意した」と話した。

　長崎知事は文書について、「静岡県の立場を尊重する」とし、「両県ともに注意を払っていきましょうということで、川勝知事と合意できた。（あつれきは）完全に解消された」と述べた。

　また、静岡県が山梨工区について専門部会で協議する意向であることについては、「しっかり説明をいただければ、それを尊重する。基本的には（専門部会での協議を）了承」と話した。（山崎琢也）

朝日新聞　2022年10月27日 7時53分
https://www.asahi.com/articles/ASQBW25GJQBVUTPB001.html?iref=comtop_7_04

リニア巡るあつれき「完全に解消」 静岡・山梨の両知事が意見交換 [蚤の市★]

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