アルコールを大量に摂取させたか・・・男を殺人容疑で逮捕・広島 [どどん★]

どどん ★

去年１１月、廿日市市内のホテルで知人の男子大学生を殺害したとして、広島県警は、３１歳の男を逮捕した。大学生は、アルコールを大量に摂取させられ、嘔吐物をのどに詰まらせて死亡したという。

■広島県警　上新宏一刑事部長
「廿日市市における男性大学生被害の殺人等事件について、捜査本部は被疑者を本日令和４年８月１７日午後１時１３分、廿日市警察署において殺人罪で通常逮捕した」

「殺人」の疑いで逮捕されたのは、広島市西区鈴が峰町の職業訓練生南波大祐容疑者（３１）だ。

南波容疑者は去年１１月、廿日市市内のホテルで、愛知県の大学３年生・安藤魁斗さん（２１）に何らかの方法でアルコールを大量に摂取させ、殺害した疑いだ。

２人は去年２月に愛知県内で知り合い、事件当日安藤さんは、所属していた団体の活動のため広島を訪れていたという。

事件当日、現場のホテルで勤務していた従業員が今年５月、広島テレビの取材に応じ、当時の様子について明かした。

■ホテル従業員
「２名で、時間が１６時３０分くらいに来店している。ちょっと行動がおかしいような感じでふらふらしてたので、自分はすぐフロントに『あそこの部屋の人物怪しいですよ』という報告をした」

安藤さんは廿日市市内の病院に搬送されたが、翌日、死亡した。

死因は、嘔吐したものをのどに詰まらせ、窒息したことによる「低酸素脳症」だった。

■ホテル従業員
「お酒に酔ったという感じではなくて、顔がゆがんだというか、自分も見たことないような顔をしてたので、これはなんかおかしいなという感じだった」

南波容疑者は、「一緒にいた男性の意識がなくなった」と自ら１１９番通報しており、病院にも付き添っていた。

■ホテル従業員
「この１階で心臓マッサージか何かしてたという話。意識がなくて心停止だったんじゃないかおそらく。消防の方が。警察の人が来て、翌日か覚えていないけど、部屋の方出入りが禁止になった」

南波容疑者は、警察の調べに対し、「殺害しようという目的はなかった」と容疑を否認している。

また、南波容疑者は、実の弟の保険証を不正に使用し、精神安定剤など１５０錠を手に入れたとして、「詐欺」の罪ですでに起訴されています。

警察は、殺人事件との関連も視野に詳しい経緯を調べています。

広テレ！

https://news.yahoo.co.jp/articles/4f757909217e15a7622b98ee1edbc5cd081b0e66