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【東京】 タコ滑り台の「聖地」足立区、誕生のきっかけは区担当者の「頭をつけてタコにしろ」 [朝一から閉店までφ★]

1 :朝一から閉店までφ ★:2022/05/02(月) 16:12:10.74 ID:h3k//r/d9.net
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220501-OYT1T50206/

2022/05/02 07:45

 東京都足立区の公園では、タコの形を模した滑り台をよく見かける。子どもたちにも人気のタコ滑り台は全国に200基以上あるとされ、「発祥の地」をうたう足立区には11基が集まる。なぜ足立はタコ滑り台の聖地になったのだろうか。(大原圭二)

 足立区に聞いてみると、1965年にできた同区西新井の新西新井公園にあるものが、全国で第1号のタコ滑り台と言われているとか。生みの親こそが、多摩美術大学の名誉教授で彫刻家の工藤健さん(84)=写真=だ。

 大学時代に彫刻を学んだ工藤さんは64年、公園の遊具などを製作する会社に入った。世の中は東京五輪の開催に沸き、新幹線や道路、住宅が続々と整備されていた。新たな街の誕生に伴って公園も増え、魅力的な遊具が求められていたという。

 「美しい彫刻に、トンネルなども備えた滑り台をつくって子どもを楽しませたい」と考えた工藤さん。ぐにゃぐにゃとした曲線を使い、滑る部分がいくつもある遊具を完成させた。「石の山」と名づけた滑り台はすぐ評判になった。

 足立区からも依頼を受け、工藤さんは図面とスケッチを手に意気揚々と向かった。ところが、説明を聞いた区の担当者が発したのは「何が何だかわからない。頭をつけてタコにしろ」。

 自慢のデザインを否定されたことにショックを受けたものの、会社の命で渋々描き直した。こうして偶然できあがったタコ滑り台は、工藤さんの思いとは裏腹に注文が殺到したのだという。

 「頭をつけたことで、秘密基地のような『マジカルな空間』になった」。今となってはタコ滑り台を誇らしく思う工藤さんは、夢中で遊ぶ子どもたちのことを思い浮かべながら、穏やかな表情を見せた。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220501-OYT1T50206/2/

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