【読売】コーヒー豆と小麦の価格高騰で、岐阜県内でもモーニング値上げの足音　店主「客足遠のきそう」 [みの★]

みの ★

　喫茶店でコーヒー１杯を頼むとトーストやサラダがつく「モーニング」は、東海地方で人気のサービスだが、世界的なコーヒー豆と小麦の価格高騰で、岐阜県内でも値上げに踏み切る店が出始めている。コロナ禍で苦しい経営が続く中、さらなる追い打ちともいえる状況で、店主たちは頭を悩ませている。（万屋直）

■コーヒー豆・小麦高騰

　「友人と朝から集まって話すのが楽しい。開放的で、居心地の良さが魅力」

　創業１１２年になる喫茶店「さいわい」（多治見市光ヶ丘）で、常連客の女性（８３）が笑顔を見せた。

　同店はドーナツやバタートーストなどから選べる１１種のモーニングが人気の老舗だが、４月からコーヒーを４００円から４５０円に値上げした。２０１９年の消費税増税の際も価格を据え置いたが、今年に入ってコーヒー豆が２０％、小麦が１７％値上がりしたことを受け、２４年ぶりの値上げを決断したという。

　県内では「モーニング」などで喫茶店を利用する人が多く、総務省の家計調査によると、岐阜市内の２人以上の世帯が年間に使う喫茶代（１９～２１年）は平均１万２９２１円で、全国平均（６５２２円）の倍近い。

　同店オーナーの小島幸彦さん（７５）によると、３月中旬に値上げの告知を貼り出したところ、月末までにコーヒーチケット（１１枚つづり、当時４０００円）計６０冊が次々に売れ、家計への影響の大きさを実感したという。

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https://www.yomiuri.co.jp/economy/20220413-OYT1T50060/
2022年4月13日　7時58分

【読売】コーヒー豆と小麦の価格高騰で、岐阜県内でもモーニング値上げの足音 店主「客足遠のきそう」 [みの★]

【読売】コーヒー豆と小麦の価格高騰で、岐阜県内でもモーニング値上げの足音　店主「客足遠のきそう」 [みの★]