【愛媛】捨ててしまう牛丼の“おつゆ”を使って…　「食品ロス」削減へ　松山市の惣菜店がアレンジ料理 [夜のけいちゃん★]

夜のけいちゃん ★

10/22(金) 19:55

１０月は食品ロス削減月間です。

シリーズで紹介している「地球に優しいおいしい一品」、牛丼を作る時の「あるもの」をリメイクします。

惣菜店も「捨てません」。

松山市竹原にある駄菓子やお惣菜が人気の「１５ｉｃｈｉｇｏ」です。

こちらの「地球に優しいおいしい一品」は、店一番の人気メニュー「牛丼」…の余った「つゆ」です！

１５ｉｃｈｉｇｏ・野中玲麻さん：
「国産の牛バラとたっぷりの玉ねぎとショウガを使っています。やっぱり牛丼は具がメインになってきますんで、おいしくひきたててくれるおつゆを終わった後、廃棄しないといけなくなってる状況で、このおつゆを使って何か新しいこと、地球に優しいことできないかなと思っていました」

これまでは１０人分の牛丼を作ると毎回２リットルほどのつゆがあまり、残ったつゆは全て廃棄していました。

「もったいない！」「何とかしたい！」と、野中さんはこのうま味たっぷりのつゆで様々な惣菜メニューをアレンジしようと思いつきました。

例えば、ジャガイモやニンジンなど野菜を炒めて…。

１５ｉｃｈｉｇｏ・野中玲麻さん：
「さっき作った牛丼のつゆだけ。あとは煮込むだけで肉じゃがの完成です」

何と、つゆを入れて１５分煮込めば、肉じゃがのできあがり！

野菜に牛丼つゆのエキスがしみわたり、ほくほく“しみうま”です。

１５ｉｃｈｉｇｏ・野中玲麻さん：
「お肉のうま味が出ていますし、タマネギを煮ることによって甘味が出るので、つゆだけでおいしいおかずを簡単に作ることができます」

さらにお母さんたちに、おうちでの料理に活用してもらおうと、つゆを真空パックにして冷凍販売もしています。

１５ｉｃｈｉｇｏ・野中玲麻さん：
「つゆを再活用しておいしいおかずにリメイク。お母さんの味方の時短料理で活用したい」

惣菜を買った親子：
「おいしい」
「お母さんのよりおいしいって言われたりします」
「お母さんの味とは違う」
「せっかくの、しかも、こんなおいしいものを無駄にならずに使えるのはすごくいいことだなと思うので、またこれからも利用していきたいです」

おいしくて地球に「優しい」。

そして、忙しいお母さんたちにも「優しい」。

小さなお惣菜店の挑戦は続きます。

ソース　https://news.yahoo.co.jp/articles/131c928304d79809f96a5ecbdeb5d836bf689c52

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