酒についても県からの強い要請があると認識していたが、半分買い取りなので損失を被るので売らざるを得なかった [マスク着用のお願い★]

マスク着用のお願い ★

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密集フェス主催者、愛知県庁を訪れ釈明　酒提供「売らないと損失を被るので」

8月29日に愛知県常滑市にある県の施設で行われた音楽フェスで、酒が提供されていた問題。8月31日に主催者が愛知県庁を訪れていたことが分かりました。
　8月29日に愛知県の国際展示場で行われた野外音楽フェス。

　開催にあたって、県が再三、酒の提供を自粛するよう求めていたにもかかわらず、8000人以上の観客に酒の提供などもあり、問題視されていました。

　しかし、イベントへの批判を受けて主催者側が出した謝罪文では、複数の箇所で県の主張とは異なる説明がされ、8月31日、愛知県の大村知事が怒りを露わにしていました。

　「[『過度な飲酒でなければ提供可能』と言った事実はありません」（愛知県　大村秀章知事 8月31日）

　イベント終了後、県は主催者と連絡が取れないと話していましたが、31日夕方に県を訪問していたことが分かりました。

　「きのう夕方5時から6時まで1時間、音楽フェスの主催者が県庁に来庁し、説明・釈明に来た」（愛知県　大村秀章知事 9月1日）
　
　釈明の中で、酒については次のようなやりとりがあったといいます。

　「『過度な飲酒でなければお酒の提供可能』という県からの話をいただき、ということだったが、『そんな事実はない』ときのう申しあげましたが、この点については、代表（主催者）は認めました」（愛知県　大村秀章知事 9月1日）

主催者から「謝罪はなかったが、反省はしている」　大村知事も怒り露わに
　しかし、一日経っても、大村知事の怒りは収まりませんでした。

　「このイベントをやめたら潰れると思うと開催するしかないと、酒についても県からの強い要請があると認識していたが、半分買い取りなので損失を被るので売らざるを得なかったと」

　「謝罪はなかったが、反省はしていると。これだけ皆さんに迷惑かけておいてね、音楽業界の皆さんも困ってるのとカンカンに怒っているのと両方ですよ」（愛知県　大村秀章知事 9月1日）

　愛知県は、イベントに参加した県民に対して、イベントから2週間が経過する9月14日までは、不要不急の外出自粛の徹底のほか、毎日の体温測定など健康状態を確認するよう求めています。

　さらに、イベントがきっかけで感染が広がるのを防ぐため、イベントに参加した県民には、9月8日までの間、無料でPCR検査を受けられるようにするとしています。

(9月1日15:40～放送　メ～テレ『アップ！』より)

2021年9月1日 19:12
メーテレ