【家庭内感染の実態】子どもの感染急増・・・医師「一人出たら（家族）全員かかると思ったほうがいい」 [影のたけし軍団★]

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感染力が強いデルタ株の猛威は子どもたちにも。
厚生労働省によると、全国の10代以下の感染者数は、7月21日までの1週間と比べ、先週はおよそ8倍に増加。

その中で、今懸念されているのが“子どもから親への家庭内感染”です。

幼稚園に通う二人の子を持つ鈴木さん。はじめに、5歳の息子が熱を出し、その後夫も発熱。
23日（月）の検査で二人は陽性。翌日・24日（火）、鈴木さんと娘も相次いで陽性診断を受けました。

鈴木さん一家は、ワクチン未接種でしたが症状は軽く、保健所からはこう告げられました。

（子どもからの家庭内感染が疑われる母親）
「病院がいっぱいだからよっぽどじゃないと入院できないと思うから（体調が悪くなったら）早めに連絡くださいみたいなことは言われました」

長男と同時に陽性が分かった夫は、物置部屋に隔離しましたが、小さな子どもはそうもいきません。

（子どもからの家庭内感染が疑われる母親）
「子どもはマスクも嫌がるし、ご飯も一緒に食べてあげないといけないし、なかなか家庭内で距離を取ろうと思っても取れないし」

その結果、鈴木さんも感染。近所に住む母親や、役所から配られた食料品などでしのいでいました。
現在、子どもと夫は回復。鈴木さんの症状も微熱と軽い咳程度にまで落ち着きました。

子ども専用の新型コロナウイルス病床を持つ、兵庫県立こども病院の笠井医師は、
8月に入り、軽症だが、保護者も感染している家庭の子どもたちを預かるケースも増えてきたと言います。

（兵庫県立こども病院　感染症内科部長　笠井正志医師）
「親御さんが苦しい、しんどいという状況になりますと、子どもたけ残されるということになりますし」

それでも病院には限界があります。もし、子どもが感染したら、できる対策はあるのでしょうか。

（兵庫県立こども病院　感染症内科部長　笠井正志医師）
「結論から言うと、一人出たら（家族）全員かかると思ったほうがいい。

ただ、できることはまだいくつか残っている。保育園の先生や幼稚園の先生が予防接種を速やかに打つっていうこと。
弱い子どもたちを守る大人が周りでワクチンで集団免疫効果を発揮してほしい」
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000227094.html

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