【ワクチンの効果】岐阜市民病院長「ワクチンを2度接種した80代が軽症で済んだ。重症化しないと入院期間も短く医療資源を有効に使える」 [影のたけし軍団★]

影のたけし軍団 ★

県内の新型コロナウイルス感染者は、四日連続で三百人を超えた。コロナ患者を受け入れる岐阜市民病院（岐阜市鹿島町）の太田宗一郎病院長（６６）は、
医療逼迫（ひっぱく）を懸念する。今後の見通しを聞いた。　

－市民病院の現状は。

二十日現在、コロナ病床三十六床に十六人が入院している。重症者は今のところいない。

－「第五波」の特徴は。

若い人が多く、感染者の増加がこれまでの二倍、三倍のスピード。高齢者が少ない分、重症者も減ったが、第三、第四波の経験から重症者は後から増える。
変異株は若い人でも重症化する率が高いといわれるから、感染者が増えた時に医療逼迫の状況になるのではと不安だ。
一般患者の受け入れが難しくなるかもしれない。

－原因は。

変異株の感染性の強さ。デルタ株は従来のウイルスと比べて感染する力が一・九五倍というデータがある。
ここ数日で、市民病院でも家族全員が感染したという事例が二件あった。発症前の陽性者と接して感染した例も目立つ。

－ワクチンの効果をどう考える。

ワクチンを二度接種した八十代が軽症で済んだ。重症化しないと入院期間も短く、医療資源を有効に使える。
https://www.chunichi.co.jp/article/315111