死亡の妹に“１００か所のアザ”傷害致死容疑の兄『４月から母親と３人同居していた』 [どどん★]

どどん ★

　滋賀県大津市の公園で小学１年の妹（６）がジャングルジムから転落して死亡したとされていた事故について、警察は妹に暴行を加えて死亡させたとして、兄である無職の少年（１７）を逮捕しました。

　傷害致死の疑いで逮捕されたのは、大津市に住む無職の１７歳の少年です。警察によりますと、少年は７月下旬～８月１日にかけて大津市内の自宅で、小学１年の６歳の妹の腹や背中などを蹴るなどの暴行を繰り返して、死亡させた疑いがもたれています。

　８月１日の朝、「妹がジャングルジムから落ちた」と少年が近くの住人の男性に話をしたため、男性が消防に通報しました。８月５日、通報した男性がМＢＳの取材に応じ、男性は「駆け込んできた時の兄はかなり混乱していた様子で、兄と一緒に公園までついていったところ、青ざめて倒れていた女の子がいた」と話しました。

　警察は当初転落による事故死と発表していました。しかし、その後の司法解剖で女の子の死因は『外傷性ショック』で内臓の破裂や肋骨の骨折、体中に１００か所ほどのアザがあったということです。

　少年は母親と妹と同居していたということですが、７月２１日未明に２人がコンビニエンスストアにいるところを不審に思った店員が通報し、警察が児童相談所に通報していました。その際、妹に目立ったケガは確認できなかったということです。

　児童相談所によりますと、兄妹は母親による育児が難しいなどと判断され別々の施設に預けられていましたが、今年４月から大津市で母親と一緒に３人で生活を始めたということです。また、母親は「兄が妹の面倒を見てくれている」と話していたということです。

　児童相談所は７月２１日以降に母親と面会をしようと試みましたが、約束ができたのは８月４日で、事件があったため児童相談所は母親に現在も話を聞けていないということです。

　警察は兄が自宅で暴行を加えたとみていますが、女の子が死亡した場所についてはわかっていないということで、兄が日常的に暴行を加えていた可能性もあるとみて調べています。　
MBSニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/abfbf9e92ecd11887b3eac0755cd456e21347cf2