【石川】「ＭＥＧＡ」で生鮮強化　七尾・パトリアのドンキ　７月３０日開業　県内３店舗目 [朝一から閉店までφ★]

朝一から閉店までφ ★

2021/6/1 05:00

　　精肉や青果、総菜検討
　　従業員、地元で６０人雇用

　七尾駅前の複合施設「パトリア」の１階核テナントとして７月３０日に開業予定の総合ディスカウント店「ドン・キホーテ」の業態が、生鮮食品や日用品などを幅広く扱う「ＭＥＧＡ（メガ）ドン・キホーテ」となることが３１日までに分かった。生鮮担当を含めた従業員約６０人を地元で募集している。七尾市内では食品を扱うスーパーやドラッグストアの出店が相次いでおり、競争が一段と激化しそうだ。

　ドン・キホーテなどを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス（ＰＰＩＨ、東京）のホームページによると、ＭＥＧＡドン・キホーテはファミリー層を中心顧客とし、食料品や日用品、雑貨、衣料品、家電など約６万～１０万点の商品を扱う。県内には金沢鞍月店、ラパーク金沢店（いずれも金沢市）の２店舗がある。

　若者向けの日用品、雑貨などを主な商品層とするドン・キホーテとの違いが、生鮮食品を扱う点となる。複数の関係者によると、ＭＥＧＡドン・キホーテ七尾店（仮称）でも精肉や青果、総菜の販売が検討されている。運営会社破産後、パトリアを取得した七尾市が１階に誘致する方針の青果や鮮魚の産直店とは別の取り扱いとなる。

　　新規出店相次ぐ

　人口約５万１千人の七尾市内には食品スーパーのどんたく（同市）が６店舗を構え、９月にはアルビス（射水市）が初出店する。食品の取り扱いを強化しているドラッグストア業界ではゲンキー（坂井市）が４月に新店をオープンし、クスリのアオキ（白山市）も新店の建設を進めている。秋に１号店を開くスギ薬局（愛知県大府市）も七尾での店舗拡大に積極的で、客の奪い合いが激しくなるのは必至の状況だ。

　ＰＰＩＨの広報担当者は、ＭＥＧＡドン・キホーテ七尾店について「正式発表していないので何も答えられない」と話した。

https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/426826

【石川】「ＭＥＧＡ」で生鮮強化 七尾・パトリアのドンキ ７月３０日開業 県内３店舗目 [朝一から閉店までφ★]

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