【愛知県】県営名古屋空港ターミナルビル（豊山町）に開設する大規模接種会場、運用を２４日に始める方針 [マスク着用のお願い★]

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名古屋空港の大規模接種は２４日から　当初は４市町の高齢者対象

愛知県が県営名古屋空港ターミナルビル（豊山町）に開設する新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場について、大村秀章知事は６日の記者会見で、運用を２４日に始める方針を示した。当初は名古屋、春日井、小牧市、豊山町の４市町の高齢者が対象。１日２０００人に対応できる体制を整え、接種の加速を狙う。

　接種に当たっては、県が設営やスタッフ確保を担当し、４市町が予約受け付けと移動を担うと想定。４市町は対象の高齢者をバスなどで会場に運び、県立病院の医師、看護師が接種をする。平日だけでなく、土日や夜間も開設する方向で準備している。

　開始日は、政府が東京と大阪で始める大規模接種に合わせて２４日とする。使用ワクチンは米モデルナ製で、河野太郎行政改革担当相から、間に合うよう供給する確約を得たという。大村知事は「１日でも早く１人でも多くの方に接種したい」と述べた。

　県は名古屋空港とは別に藤田医科大病院（豊明市）にも、名古屋市など周辺市町の住民を対象とした大規模接種会場を設ける予定。

　この日は大村知事の記者会見に先立ち、自民党の名古屋市議団と県議団が知事を訪ね、県と市が連携してワクチン接種事業を進めるよう要望した。

2021年5月6日 21時42分 (5月6日 21時42分更新)
中日新聞