【アメリカ】ワクチン接種後にマスクなし会食 [影のたけし軍団★]

影のたけし軍団 ★

世界で一番、ワクチンの接種回数が多いアメリカは、今どういう状況なのか…　そして、接種をしたらどんな生活に変わるのか…
ニューヨークにあるマウントサイナイ大学病院の内科医・山田悠史（やまだゆうじ）さんにうかがいます。

高島）
現在のアメリカの感染状況を見てみましょう。

（板倉）
アメリカでは、11月以降“第3波”で感染者が一気に増えて、1月のピーク時は、30万人となりましたが、
そこから徐々に減っていき、今は8万人ほどになっています。

（高島）
日本とは、桁が違いますのでちょっとピンとこないですが、山田さん、感染者が4分の1まで減ってきたということですね。

（山田さん）
そうですね、感染者は少しだけ下げ止まってきた感じもありますけれども、入院される方ですとか、
重症者の数は急速に減ってきていまして、医療機関から見える景色としては、かなり改善してきていると思います
私自身の受け持ち患者さんも、1月まではほぼ新型コロナウイルス感染症の方だけという状況でしたけれども、
現在は一人だけになっています。

（高島）
では、アメリカでワクチン接種がどのように行われているのか見ていきましょう。

（板倉）
アメリカでは、去年12月から接種が始まって、26日までにおよそ1億3600万回接種が行われました。
そのうち1回以上、接種をした人は国民の27％、そして、接種が完了した人は、14.7％となっています。

（高島）
山田さん、この数字を見ると、接種は順調に進んでいると考えていいのでしょうか？

（山田さん）
はい、ニューヨークでは、高齢者や持病のある方の接種は、もうほぼ終わってきていまして、現在は50歳の方まで接種対象が広がってきています。

（高島）
順調に進んでいる理由は、どんなところにあるんでしょうか？

（山田さん）
最初はうまくいかないところも多くあったんですが、時間をかけて少しずつ、改善していきました。現在順調に進んでいる理由としては、例えば当初は、限られた接種会場だけだったものを、
少しづつ近くの量販店ですとか、薬局でも接種を受けられるようになってきて、アクセスが改善してきたですとか、
医師や看護師以外でも薬剤師や薬学生でも接種ができる状況ですので、マンパワーの拡充の部分も大きいと思います

（高島）
接種した後の生活ですが、アメリカの疾病対策センターは、ワクチンの接種が完了して、2週間以上たった人同士なら、
マスクをしなくても、屋内で食事や会話をしてもいいという方針を示しています。
日本でもワクチンに期待しつつも、ちょっと不安を覚えている方もいるんですが、アメリカではいかがですか？

（山田さん）
まだまだ感染者は出ていまして、油断できないところもあるんですが、レストランなどで安心して会食を楽しめるというような機会は、少しずつ増えてきているのではないかと思います。

（高島）
ワクチン接種に対する不安の声というのは、当初は上がっていたんでしょうか？

（山田さん）
そうですね、ワクチン接種開始時には、そういった声も聞かれていましたが、やはり周りの皆さんが打っていく中で、
証明書を手にして、生活の中で役に立つということがわかってきて「自分もワクチンを打とう」という社会になってきていると思う。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000211217.html

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