【新業態】どんな商品で勝負？ダイソー“脱・１００円”の新店舗 [朝一から閉店までφ★]

朝一から閉店までφ ★

24日 17時18分

　１００円ショップの最大手の「ダイソー」が脱１００円です。今週３３０円以上の商品がメインの新業態をオープン。無印良品やニトリのライバルになるのでしょうか？

　「こちらあさって（２６日）本格オープンする渋谷エリア最大のダイソーですが、すぐ隣には新ブランドの店舗が併設されています」（記者）

　２６日にオープンする「スタンダードプロダクツ」。調理器具や、収納用品、食器など、１３００点が並ぶ新業態です。価格は３３０円から１１００円が中心。最大の特徴は統一感のあるデザインと高級感です。

　「新ブランドの目玉商品の１つが、オーガニックコットンを使った肌触りのいいタオルです。こちらのバスタオルは、７００円で販売しています」（記者）

　オーガニックコットンを使用していて、色は５色に限定しました。また、フォークやスプーンなどは新潟の燕・三条製で３３０円。１００円のモノには無い高級感があります。

　ほかにもキャンプブームで注目されるアウトドア用品やペット用品など趣味を充実させるグッズのほか、１００円では難しいスツールなどの家具も展開します。

　「１００均だとあまりおしゃれなのが置いてないんですけど、こっちだと結構おしゃれな柄のものが、置いてあるので」（女性）

　なぜいま、新ブランドなのでしょうか？

　「環境関連の商品であったり、お客さまのライフスタイルに沿った“ちょっといいのがずっといい”のコンセプトで、よりいいものを提供していきたい」（大創産業商品本部井内武史さん）

　１００円では提供しづらい長く使える商品のニーズが高まっているためだといいます。一方、専門家は・・・

　「材料費も人件費も上がっているんですね。海外で生産するとしても、どんどん製造先を探していかなければいけない状況が続いている」（商品ジャーナリスト北村森氏）

　１００円の商品だけでは利益を稼ぎづらくなっていると言います。また、この価格帯では無印良品やニトリなどがライバルになる可能性もあると指摘します。ダイソーは、競合は意識していないと話しますが、客からは、無印良品に似ているという声も・・・

　「無印と比べて、こちらの方がリーズナブルですよね」（女性）

　ダイソーは、新業態を今後拡大することで、１００円ショップとは異なる新たな顧客を獲得したいとしています。

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4229902.html

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