【広島】県立西高校で最後の卒業式　校長「諦めの悪い人であれ」 [上級国民★]

上級国民 ★

http://amd.c.yimg.jp/amd/20210308-00010009-hometvv-000-1-thumb.jpg

西高校最後の卒業式　広島
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20210308-00010009-hometvv-l34

別れの季節です。通信制の広島県立西高校で7日最後の卒業式と閉校式が行われました。
学校とともに教職を退く校長先生が生徒に伝えたかったこととは。

県立西高校　細川洋校長「いろんな悩みに直面しても決して諦めることなくしなやかに軽やかにときには回り道を探して困難を乗り越えてください」

県立西高校の卒業式。今年度卒業する110人が出席し、新たな門出を祝いました。
西高校は1948年、戦争の爪痕が残る広島の街に鯉城高校通信教育部として誕生。
通信制という特異性を生かし様々な人の学びの場として親しまれてきました。

しかし、定時制、通信制高校の再編に伴い、閉校に。卒業式があった7日閉校式も行われました。
式典終了後、校長室には別れを惜しむ生徒の姿がありました。

外国籍を持つ文国俊さんは6年かけて卒業を迎えました。

卒業生・文国俊さん「6年間の間にたくさんのことがあって、校長先生にもたまに悩み相談もして、その全てを乗り越えてようやく卒業できた気持ちなので、感謝と感激で胸がいっぱいです」

吉村清香さんは2人の子どもを育てながら、3年半西高校に通いました。
卒業生・吉村清香さん「下の子を産んで半年後ぐらいから通いました。泣きながら校長室に来たこともありました。悩んで悩んで助けてもらいました。きつかったです。でも乗り越えたくてやりきりました」

卒業後は看護学校に進んで夢を追いかけます。

卒業生・吉村清香さん「とにかく諦めの悪い生徒でずっとやっていきます」

簡単に諦めないこと。それは今年度で教職を退く細川校長が最も伝えたいメッセージでした。

県立西高校　細川洋校長「諦めの悪い人であれと。諦めないという稀有な才能の持ち主なんだから。だから西校を卒業できたんで自信を持って諦めず、目の前に現れる全ての山に登って下さいというメッセージを伝えたいですね」

形はなくなってもその思いは卒業生や生徒の中で生き続けます。

【広島】県立西高校で最後の卒業式 校長「諦めの悪い人であれ」 [上級国民★]

【広島】県立西高校で最後の卒業式　校長「諦めの悪い人であれ」 [上級国民★]