【COVID-19】韓国、新規感染者、過去最多1241人、重症者311人 [マスク着用のお願い★]

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韓国の新規コロナ感染者　過去最多の１２４１人＝重症者３００人超

【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は２５日、この日午前０時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前０時の時点から１２４１人増え、累計５万４７７０人になったと発表した。市中感染が１２１６人、海外からの入国者の感染が２５人だった。１日当たりの新規感染者数は前日（９８５人）に比べ２５６人多く、過去最多となった。先月中旬から国内で流行の「第３波」が本格化し、新規感染者は連日１０００人前後で推移している。

首都圏のみならず全国各地でクラスター（感染者集団）の発生が続いている上、感染経路が分からない感染者の割合が２８％に迫るなど、状況が悪化している。

政府は全国の飲食店で５人以上の集まりを禁止するとともに、ウインタースポーツ施設の休業、初日の出スポットの閉鎖などを柱とする年末年始の特別防疫対策を実施しているが、新規感染者の急増が続けば防疫対策「社会的距離の確保」を最高レベルの第３段階へ引き上げるよう求める圧力がさらに強まるとみられる。政府は今週末に調整策を発表する。

　この日新たに確認された市中感染者は１２１６人で、前日に比べ２６１人急増した。地域別にみると、ソウル市が５５０人、京畿道が２５７人、仁川市が５５人で、首都圏が８６２人を占めた。

　首都圏以外では忠清南道が７９人、慶尚北道が６７人、忠清北道が４２人、光州市が３５人、釜山市と大邱市がそれぞれ２１人、済州道が２０人、慶尚南道が１４人、大田市と江原道がそれぞれ１３人、蔚山市と全羅北道がそれぞれ１２人、全羅南道が４人、世宗市が１人の計３５４人と、連日３００人前後を記録している。

　首都圏ではオフィスや保育施設、学校で新たな集団感染が相次ぎ、ソウル市麻浦区の保険会社で１６人の感染が確認されたほか、江南区のコールセンターで１５人が陽性と判明した。京畿道では南楊州市の保育園で１０人の感染が確認され、安養市の高校で１３人、広州市の特殊学校でも１７人の感染者が発生した。

　一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは２５人で、前日より５人少なかった。このうち６人は空港や港湾での検疫で判明し、１９人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。

　死者は前日から１７人増えて計７７３人となった。韓国国内の平均致死率は１．４１％。

　重篤・重症患者は３１１人で、前日から２０人増えた。

　２４日の検査件数は５万７１４７件で、前日より１５０７件多かった。陽性率は２．１７％。

　中央防疫対策本部は毎日午前に同０時時点の新型コロナ感染者数を発表している。

2020.12.25 11:23