【東京都】小池知事の懸案…無症状者が都から出てしまえば、GoToトラベルを停止する効果は限定的。日本経済に与える影響は大きい [ばーど★]

ばーど ★

東京GoTo“除外”求めないワケ　医療体制の深刻度は

新型コロナウイルス対策を話し合う政府の分科会は、感染が急速に拡大する一部地域では、ステージ3相当の対策を今後3週間に集中して行う必要があると提言した。

こうした中、東京都は25日に時短要請を発表したが、懸案の「GoToトラベル」についてどう判断するのか、フジテレビ都庁担当・小川美那記者が解説する。

小池知事の胸の内を、ある都庁幹部は「短期集中でできることなら何でもやる」と明かしたが、小池知事がGoToトラベルの停止に踏み込んでいないのは、その方法と経済への影響を懸念したからだと思われる。

東京都・小池知事「感染拡大を防止するためには、発着で止める必要がある」

小池知事の懸案は、大きく2つある。

まず、無症状者が都から出てしまえば、GoToトラベルを停止する効果は限定的。

また、日本経済に与える影響は大きいため、国が判断すべきとの考え。

2つ目に、経済的な厳しさを訴える声が増えていることから、感染対策と経済のバランスをどう取るのか、苦渋の選択を強いられている。

26日午後に開かれるモニタリング会議で、都は、医療提供体制の深刻度を上から2番目に据え置く見通しだが、重症者はこの4日間で14人増え、25日の時点で54人。

都の幹部は、「重症者が70人にもなれば、医療体制も最も深刻なレベルになり、さらに厳しい措置も考えないといけなくなる」と危機感を募らせている。

2020年11月26日 11時40分 FNNプライムオンライン
https://news.livedoor.com/article/detail/19282181/