【総裁選】岸田文雄氏、「家事を分担」恥ずかしそうに夫婦関係明かす [マスク着用のお願い★]

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岸田氏「家事を分担」恥ずかしそうに夫婦関係明かす

安倍晋三首相の後継を決める自民党総裁選に出馬表明した岸田文雄政調会長（63）が3日、政策発表会見を都内で行った。

「分断から協調へ」をテーマに、第一に新型コロナウイルスとの戦いを挙げ、感染症対策と経済対策に万全を期すとした。また「10の約束」として、大企業と中小企業の共存共栄モデルの推進、社会保障制度において支える側を増やす環境整備などの公約を掲げた。

総裁選では菅義偉官房長官が有利とみられ、他の派閥からの支援がなかなか見込めない岸田氏は苦戦が予想されている。出馬表明後、あらためて政策発表会見を行ったことを「こういった政策は国民の協力なくしては実現できない。共感してもらえることが大事」と説明。「ぜひ、多くの国民の皆さんに私の政策についてご理解いただき、多くの皆さんの理解が総裁選の状況を動かしていく、という結果につながることを願っています。社会の理解を深めて、国会議員の心に届かせる。そうした流れで、選挙戦に影響を与えたいと思っています」と訴えた。

一方、自身のツイッターに妻に食事を作ってもらった際の写真を投稿したが、妻が立った状態で岸田氏が座っている写真が、対等な関係ではないのではと、ネット上で指摘する声もあった。岸田氏は「あの写真だけ見たら、そういったご指摘はなるほどなぁと思います。このことについては謙虚に（受け止める）。あの部分だけ見て対等ではないと言われるのは、うーん。そのー」と困惑する場面もあった。「実態はテレビ出演の合間に帰って食事を作ってもらって。妻としては食事を出して、写真を撮るために立っていましたが、その後は必ず家族は同じ食卓につきます。ご理解いただきたい」と説明した。

さらに「実際、妻に対して、そんなに強い立場にあると思ってません」と、恥ずかしそうに実際の夫婦関係を自ら明かす場面もあった。「平素から風呂洗いをはじめ、必要であれば皿洗いしている、家事をちゃんと分担している」と強調した。

2020年9月3日13時20分　日刊スポーツ