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【生態系】「池の水ぜんぶ抜きません!」バケツ一杯で生態系把握 研究開始へ協定 カギを握るのはPCR検査 石川 [ごまカンパチ★]

1 :ごまカンパチ ★:2020/07/21(火) 23:40:38 ID:FI7RvJAA9.net
https://news.yahoo.co.jp/articles/338c1aacd85ad626a9858a629c66f119c4fa2d56
※リンク先に動画あり

 新型コロナウイルスの検査で脚光を浴びたPCR検査。PCR検査とは 特殊な試薬を使って
「検体に含まれる遺伝子の特徴的な部分を増幅させ、調べたい遺伝子が含まれているかを調べる」ものです。
検査の結果、遺伝子を増幅させることができた場合は検体の中に遺伝子があったと、増幅させることができなかった場合は、遺伝子がなかったと判断できるということです。

このPCR検査、実は様々な分野でもいま注目を浴びています。
石川県内の大学と民間機関が共同研究を始めた希少生物の生態系を調査する研究にも導入されているというのです。

記者リポート「水中の生態系を知るための研究が県内で進んでいます。必要となるのはバケツ1杯の池の水です」

およそ1リットルの水の中に含まれる生物の皮膚や体液、死骸などから抽出される環境DNA。
これを調べることによってホクリクオオサンショウウオなどの希少生物の生態系を解析しようと、石川県立大学と
民間機関の環境公害研究センターが共同研究を行う提携を交わしました。
水中の生態系を研究するうえで大学と民間機関が共同研究を進めるのは北陸エリアで初めての試みだということです。

環境公害研究センター
「民間企業では北陸の中でも手を出している企業はまだ無いと思う。DNAと実際の現地調査をうまく組み合わせて効率よく経済的に地域のことを解明していきたい」

研究のカギを握るのはPCR検査。
PCR検査で水の中に含まれる生物が残したわずかな環境DNAを増幅しその濃度を調査します。
環境DNAの濃度が一定の基準を超えるとそのDNAを持つ生物が水を採取した地点に生息していたことがわかります。

■調査の省力化・低コストな手法
PCR検査が導入されることでこれまで生態系を調査するために行ってきた池の水を抜いたり生物を採取したりする必要がなくなり
環境を保全することができるうえ、調査する労力や費用が格段に下がるということです。

中谷内・助教
「PCR検査はどんどんDNAが増えていくんですけど増えていくプロセスを直接追える。この線が上がるタイミングが遅ければ遅いほど(DNAの)量が少ないということ」

県立大学と環境公害研究センターは年度内の実用化に向けて共同研究を進めていきたいとしています。

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