【コロナin北海道】症状があるのに…PCR検査が受けられない　たらい回しの現実　北海道 [ごまカンパチ★]

ごまカンパチ ★

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200508-00000009-hbcv-hok
※リンク先に動画あり

発熱やせきの症状が続いても、新型コロナウイルスへの感染を調べるＰＣＲ検査が受けられない…。
幼い子どもをもつ十勝の女性が不安だった経験を語りました。

「ずっと延々たらい回しで…」（十勝の女性）
　　こう話し、不安を訴えるのは十勝地方に住む女性です。
　　3月から4月にかけ、未就学児の子どもに、発熱やせきの症状が出て、あわせて5回、病院を受診しました。
「やっと今回はレントゲンを撮ろうということになって、レントゲンの結果、心臓側の肺にもやっと白くなっている部分があって」（十勝の女性）
　　肺炎が疑われましたが、医師からはＰＣＲ検査の提案はありませんでした。
「心配なら保健所に自分から電話して、できるかどうか確認を取ってほしいと言われた」（十勝の女性）
　　そこで保健所へ連絡すると、今度は…。
「医師の判断がなければ検査はできませんと、はっきり言われました。これは肺炎じゃないんですか？と聞いたら気管支炎や肺炎の症状が出ていると言われましたけど、
全然、ＰＣＲ検査はしてくれませんでした」（十勝の女性）
　　たらい回しのような状況に、女性は大きな不安を抱えていました。
「うつしたりしたら怖くて不安なので、今は保育園に行かないで自主休園している」（十勝の女性）
　　この状況について帯広保健所は、あくまでもＰＣＲ検査には医師の判断が必要だと強調します。
「ＰＣＲ検査については、医師が新型コロナウイルスの感染を疑った場合に、実施することになっている。この辺は十分にご理解いただきたいと思っている」（帯広保健所・杉澤孝久所長）

十勝地方でこれまでに新型コロナウイルスに感染した人は3人。
保健所は、外国人観光客や患者の往来が少ないことなどが感染者が少ない理由の１つとみています。
帯広保健所では、一日最大10件のＰＣＲ検査ができますが、これまでの平均検査数は、1日2件にとどまっていて、
先月末からは検査対象者を広げて対応することにしたということです。

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