【鳥取】女性の顔に尻を近づける行為を６年間で５００回近くやった自衛官(防衛省の中央情報機関勤務)、依願退職に「頭がスッキリする」

ガーディス ★

「頭がスッキリするのでやった」
婦“逮捕の瞬間”

　女性の尻に自分の顔を１０～２０センチまで近づけるわいせつな行為をしたとして、防衛省は１５日、情報本部美保通信所（鳥取県境港市）の男性２等陸曹（４７）を停職６０日の懲戒処分にした。２曹は依願退職する意向だという。

　２曹は昨年７月１５日と同２１日、同県米子市のディスカウントストア店内で、立っていた女性客の背後に回り、しゃがみ込むようにして尻に顔を寄せていたところ、その様子を目撃した店員に通報された。６年間で米子市や境港市などで約５００回、同様の行為を繰り返していたという。

「６年で５００回というのはあくまで本人の申告。県内の複数の場所でやっていた可能性はあります。５００回もやっていて一度も見つからなかったのか、被害者が通報をためらったのかは分かりませんが、警察沙汰になったり、誰かに見つかったことはなかったそうです」（情報本部総務課）

　情報本部は防衛省の中央情報機関で、国家の安全保障に関わる動向分析を行っている。通信所は上空を飛来する各種電波を収集し、その情報を関係機関に提供する。２曹は後方支援業務に就いていた。

　２曹は鳥取県の迷惑防止条例違反で書類送検され、不起訴処分となったものの、昨年１１月に検察庁から処分内容を記した文書が通信所に届き、情報本部が事実関係を把握した。

　書類送検されたとはいえ、痴漢や盗撮とは異なる。「５００回」というのも本人の供述で、証拠はない。「停職６０日」の判断基準は何だったのか。

「常習化していたことや、２０１８年に処分基準が変わって厳罰化されたことなどを踏まえ、総合的に判断しました。過去の事案と比較できないというところもあり、処分内容をどうするのか難しかった。何をもって６０日？それはお答えできません」（同総務課）

　背後で不審な動きをしている中年男がいたら要注意だ。
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