【静岡】緊急事態宣言下、異例の週末　党幹部入らず、ネット活用―衆院静岡補選

頭皮ちゃん ★

衆院静岡４区補欠選挙は１８日、告示後初の週末を迎えた。新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言の全国拡大で
同選挙区も対象に含まれる異例の状況の下、動員をかけた集会など従来型の運動には一段と自粛ムードが広がる。
与野党幹部は現地入りせず、候補は単独で街頭に立ち、支持を訴えた。

衆院静岡４区補選が告示　与野党激突、コロナ対応も焦点

選挙戦は立憲民主、国民民主両党など野党統一候補の田中健氏と、公明党が推薦する自民党の深沢陽一氏による事実上の一騎打ちの争い。
「後手後手で二転三転する政策。本当に国が私たちの思いに報い、取り組んでいるのか疑問だ」
ジャンパーのフードをかぶり、マスクを着けた田中氏は雨の中、静岡県富士宮市でマイクを握り、政府の新型コロナ対応を批判。
ただ、外出自粛要請に雨も重なり、聴衆は一人だった。

深沢氏も土砂降りの中、静岡市清水区でマスク姿で演説。安倍晋三首相が新型コロナ対策として１０万円の一律給付を決めたことを取り上げ、
「今回の選挙戦を通じて私も政府にしっかりと働き掛けていく」とアピールした。ただ、聴衆はゼロ。わずかに車から手を振る人たちが見られた。

両陣営はインターネット交流サイト（ＳＮＳ）などを通じた支持拡大に力を入れる。野党陣営は立憲幹部らと田中氏の対談をネット配信。
１７日には立憲の枝野幸男代表が出演、政府の新型コロナ対応を問題視し、「全国で静岡４区の皆さんだけが政府の姿勢に評価を下せる」と呼び掛けた。

自民党関係者は「幹部の静岡入りはない」と明言。組織固めを進めつつ、ＳＮＳも活用する。
自民党議員は深沢氏のツイッターに応援動画を相次いで寄せる。三原じゅん子女性局長は「深沢氏の未来への創造力に期待してほしい」と語った。

補選には無所属の山口賢三氏、田中氏と同姓同名のＮＨＫから国民を守る党の田中健氏も立候補している。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041800320&g=cov

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