【東京土産】東京帰りの女性　赤ちゃんが…『家庭内感染』　繁華街の飲食店スタッフ新たに2人　『クラスター』の恐れ　長野県内36人に

砂漠のマスカレード ★

感染者が36人になりました。きょう13日、長野市と県は相次いで会見を開き、新型コロナウイルスの感染者を合わせて7人確認したと発表しました。
長野市の2人は従業員の感染が確認されている権堂町の飲食店のスタッフで市は「クラスター発生の恐れがある」として店を訪れた人は保健所に相談するよう呼びかけています。

新たに感染が確認されたのは、長野市で2人、伊那保健所管内で4人、松本保健所管内で1人です。

長野市の2人は10日に従業員の感染が確認された権堂町の飲食店「林檎館」のスタッフです。
このうち20代女性は先月29日から30日に東京を訪れ、1日に倦怠感などの症状が出ました。
ただ、女性は症状が出た後も5日間勤務していたということです。
市は女性が不特定の人と接触した可能性があるとして、女性が勤務していた1日、3日、4日、7日、8日に「林檎館」を訪れた人は保健所に相談するよう呼びかけています。

長野市保健所・小林良清所長：
「“クラスター”になることを踏まえてしっかり健康観察・検査を行う必要ある。
特定されていない利用者には、ぜひ保健所に相談お願いしたい」

市はこの女性から感染が広がったとみています。
現段階で職場スタッフ29人が濃厚接触者でこのうち18人は10日に確認された男性の濃厚接触者と同じだということです。

一方、30代の男性については現段階で、濃厚接触者はいないということです。

また、10日に感染が確認された男性の同居家族は検査の結果「陰性」でした。

長野市保健所には林檎館の従業員の感染がわかった10日以降相談が増えています。
10日に168件、きょうも100件を超える相談がありました。ただ「店を訪れた」という人は13日現在で11人と少なめです。

長野市保健所・小林良清所長：
「7、8日の利用者だけでも（これまで相談あった）11人は少ない。
保健所の健康観察の枠に入ってこない人が一般の地域で、その人を起点とする感染が十分あり得る。不特定の人がまだいることに危機感ある」

一方、伊那保健所管内の4人はきのう感染が確認された30代男性の家族で0歳の女の子もいます。感染した5人は同居していました。
最初に発症したのは、きょう確認された20代の女性。
女性は先月27日に東京から帰省し、発熱がありました。県はこの女性から他の4人に感染した可能性があるとみています。

県健康福祉政策課・永原龍一課長：
「33例目は…乳児ということで女性」

なお、県内で乳児の感染が確認されるのは初めてですが、現段階で症状はないということです。

一方、松本保健所管内の30代の女性は今月11日に感染が確認された50代男性会社員の濃厚接触者でした。50代男性は同居家族5人が感染。
きょう新たに男性が訪問した従業員の感染も確認されたことになります。県はきょう確認された5人の行動歴や濃厚接触者を詳しく調べています。

なお、都内に本社を置く部品メーカーの平和産業は、駒ケ根市にある駒ケ根工場の社員1人が感染したことを公表しました。
先ほど、お伝えした伊那保健所管内の30代の男性ということです。
「6日に出社して早退した」ということで、既に濃厚接触の可能性のある社員は自宅待機などの対策を取ったとしています。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200413-00000009-nbstv-l20
4/13(月) 21:09配信

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