【知恵者】横浜港クルーズ船下船夫婦が京都に帰京　部屋に洗濯物や湿らせたタオルを干すなどして湿度を保ち感染防止に努めたそうです

水星虫 ★

横浜港クルーズ船下船夫婦が帰京

＊ソース元にニュース画像あり＊

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20200219/2010005784.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船から１９日、夫婦で下船した京都市の７４歳の男性はＮＨＫの取材に対し、
「突然、独房に入れられたような感じでした。夫婦で下船できてよかったです」と話しました。

１９日下船した京都市上京区の岡村吉雄さん（７４）は先月２０日、妻の洋子さん（６７）とともに横浜からクルーズ船
「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船しました。
その後、鹿児島、香港、ベトナム、台湾、そして沖縄を訪れ、観光などを楽しんだということです。
しかし、先月２５日に香港でクルーズ船から降りた男性が新型コロナウイルスに感染していることがわかり、状況が一変したといいます。

船の８階の窓がある１６平方メートルのツインの部屋に宿泊していた岡村さん夫妻は、情報が少ない中で、
部屋に洗濯物や湿らせたタオルを干すなどして湿度を保ち、感染防止に努めたということです。
しかし、今月１１日の夜、洋子さんが３８度近い熱を出しました。
熱以外に目立った症状がなかったため経過をみていたところ、ほどなく熱は下がったということです。

その後の１４日に受けた検査で岡村さん夫妻は陰性でしたが、船内では感染が拡大していたということです。
船内では、乗客の感染がわかったあとも部屋の外に出られる時間が設けられていて、感染を広げないために、
ほかの人と会話する際には２メートル以上離れるよう指示がありましたが、当初、多くの乗客が、より近い距離で会話していたということです。

また、吉雄さんは糖尿病の治療のためのインスリンや注射器が足りなくなり、
同じ注射器の針を何度も使わざるをえなかったということで、「このころがいちばん、気分が落ち込みました。
旅行日数分しか薬を持ってきていないのでみんな大変だったと思います」と話していました。

そして、１９日の下船については「無事に船から出ることができてよかったです。前半は、クルーズを楽しんでいましたが、
突然、独房に入れられたような感じでした。夫婦で下船できたのがよかったです」と涙ぐみながら話していました。

岡村さん夫妻は、午後６時ごろに自宅に近いＪＲ京都駅に到着し、吉雄さんは、
「１月２０日に京都を出て、１か月ぶりでうれしいです。京都タワーをみると帰ってきたなと感じます」と話していました。
洋子さんは「２日に１回、１時間、デッキを散歩するだけだったので自由に行動できないことが苦痛でした。
普通に歩いたり、普通にしゃべったりできることがうれしいです」と話していました。

その後、およそ１か月ぶりに自宅に帰った岡村さん夫妻は換気や水まわりの確認を行い、洋子さんは
「家が普通どおりでほっとしました。当たり前のことですが、いちいち感激してしまいます」と話していました。

吉雄さんは改めてクルーズ船での日々を振り返り、検疫が始まったあとの今月４日には、まだ船内を通常どおり
行き来できたことをあげて、「４日は普通のクルーズ中と変わらず食事も自由、ショーも普通どおりにやっていて、
１日放置されていました。船内ではいろんなところに人の行き来があったので、
私はそのあたりが感染拡大のひとつの原因ではないかと思います」と話していました。
また、洋子さんは「３７００人を留め置くというのは重大なことなので、
いろんなことを考えたうえで留め置いてほしかったと思います。ぽろぽろと感染者が出たことは皮肉だなと思います。
隔離したからこれだけの感染で抑えられたのかもしれませんし、もし家に帰れていたら、
あとから陽性になった人も感染しなかったかもしれません。そこは今もよくわかりません」と話していました。

02/19 21:11

【知恵者】横浜港クルーズ船下船夫婦が京都に帰京 部屋に洗濯物や湿らせたタオルを干すなどして湿度を保ち感染防止に努めたそうです

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