【調査】2019年消費「例年よりお金使った」7割　CCC調べ

首都圏の虎 ★

カルチュア・コンビニエンス・クラブ（CCC）が実施した2019年の消費に関する調査で、「例年よりもお金を使った」と回答した人は全体の7割に上った。一方、「18年と比べて冬のボーナスが上がった」と回答した人は2割にとどまった。10月の消費増税前に日用品や家などを購入した人は全体の48%で、駆け込みの購買が消費支出に影響したとみられる。

調査はCCCが運営する共通ポイント「Tポイント」の会員で18～69歳の男女を対象に、12月9～10日にネット上で実施した。有効回答数は1502人だった。

2019年に買ったもので一番高いものを自由回答で聞くと、1位は「旅行」で、「車」、「パソコン」と続いた。このほか「服」「冷蔵庫」「テレビ」「洗濯機」が回答上位に挙がった。

「18年と比べて冬のボーナスが上がったか」という質問では「上がった」との回答は16%で、「変わらない」と回答した人が全体の62%を占めた。収入の増減と消費支出には相関がみられなかった。

消費税が10%になる前に駆け込みで購入したもの・サービスを複数回答で聞くと、1位は「日用品の買いだめ」だった。2位は「家電」、3位はタバコ・酒などの「嗜好品」、4位は「服飾品」だった。

19年に話題になったテーマに関連する消費についても調査した。サブスクリプション（定額制）サービスの利用動向では「使っていない」が全体の64%に上った。定額制サービスの利用者に分野を複数回答で聞くと、1位は「映画・ドラマ・アニメ」で2位は「音楽」だった。

2019/12/27 12:16　日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53875370X21C19A2000000/

【調査】2019年消費「例年よりお金使った」7割 CCC調べ

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