【歴史的瞬間】「きのこの山」３回目の総選挙で「たけのこの里」に初勝利　明治製菓

ばーど ★

明治の人気チョコレートスナック『きのこの山・たけのこの里国民総選挙 2019』結果発表イベントが17日、都内で行なわれた。今年8月5日から約4ヶ月にわたって行なわれた“きのこ派”“たけのこ派”による国民総選挙の結果、602万1986票を獲得した“きのこの山”が、456万5799票を獲得した“たけのこの里”に初勝利した。“新きのこ党”党首の嵐・松本潤は「3回目の総選挙で初めて勝った歴史的瞬間。小さい頃からきのこ派だったので、そのきのこが初めて勝ったのはすごくうれしいです。投票していただいたみなさん、ありがとうございました」と、かみ締めた。

まず、発表前にステージに昨年の総選挙で敗れた“きのこ党”の新党首に今年から就任した松本と、今年同じく“新たけのこ党”の党首に就任した美輪明宏が登場。松本は「4ヶ月間やりきりました。やれる限りのことはやってきた。たくさんの声援ありがとうございます」と堂々たる振る舞いであいさつ。髪の色をたけのこの里カラーである緑に染めた美輪は「みなさんの愛、しっかりと受け止めました」と余裕の笑み。2人ともに“最終投票”としてボックスにそれぞれの投票券を入れた。

そして迎えた結果発表では、今回実施された7つの投票の結果を順番に紹介。『渋谷実食投票』では“きのこ”、『新宿ポスター投票』は“たけのこ”、『買って投票』は“きのこ”、『スシロー投票』は“たけのこ”、ゲームでのコラボでは“たけのこ”、『党員証カード投票』は“きのこ”……と大接戦が繰り広げられ、最後のハッシュタグ＆WEB投票は“きのこ”の勝利。最終的に“新たけのこ党”に大差をつけて“新きのこ党”の勝利が確定した。

その瞬間、銀テープが打ち上がり、ステージ下に控えていた“新きのこ党”支援者が立ち上がって歓喜に沸くなか、松本も思わずガッツポーズ。「昨年は差がすごかった。昨年は17万近い差があったので厳しいと思っていたなかで…いや～初めて勝てました。長年、きのこ派だったのですごくうれしいです」と満面の笑み。

惜しくも散った美輪は表情を固くしながら「悔しいですね…すっごく悔しい。でもたけのこの里がすきな気持ちはこれからも変わらない。国民のみなさまも変わらず『たけのこの里』を愛し続けてください」と“党首”として呼びかけた。

「やはり11年ぶりに商品をリニューアルしたこと。これが大きかった。食べ方改革などもやらせてもらい、新しい魅力をアピールすることができた」と手応えをにじませ、「初勝利でこれでようやく肩を並べてお話できることができましたね」と勝因を分析する松本。松本から実食を勧められた美輪は「死なないかしら」と戦々恐々としつつもパクリ。「…さすがのリニューアルですね。これなら残念ながらたけのこの里にも負けませんね」と美輪はお墨付きを与え、『たけのこの里』を実食した松本も「やっぱりおいしいですね」と互いの味を称え合った。

最後に、この日は40年の長き闘いの集結を記念した“国民総選挙ノーサイド協定”締結の調印も実施され、各党首がサイン。固い握手を交わしてフラッシュを浴びた。「これからきのこの山と同じように松本さんも愛することにします。ではごきげんよう！　ルンルン！」と潔く去る美輪を見送った松本は「本日、ノーサイド協定集結を機に党首を離れますが、これからも『きのこの山・たけのこの里』を愛していただけたら」と電撃発表。「引退です！」ときのこ党のたすきを置き、その場を後にした。

2019-12-17 12:00
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