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【選挙】 自民党にとって致命的な敗北か…千葉は「大阪」のようになるかも  「熊谷新党」結成の可能性も 非自民熊谷氏140万票、自民関氏38万票の大差

1 :擬古牛φ ★:2021/03/22(月) 08:43:03.74 ID:???
★自民党大敗…千葉はこれから「大阪」のようになるかもしれない 勝者と敗者の「決定的な差」とは?

安積 明子

これは自民党にとって、致命的な敗北となるのだろうか。

3月21日に投開票された千葉県知事選と千葉市長選で、いずれも非自民系新人が当選した。

千葉県知事選では新人で元千葉市長の熊谷俊人氏が、自民党が推薦する新人で元県議の関政幸氏や
共産党推薦で新人の金光理恵氏らを破り、千葉市長選では熊谷市政で副市長として活躍した神谷俊一氏が勝利した。

熊谷氏の得票は140万9496票で、千葉県知事選史上最多。関氏の38万4723票の4倍近くにも及んでいる。
選挙戦中で自民党が行った調査では57対23だったから、差はさらに拡大したことになる。

もちろんNHKは、投票箱が閉じられた午後8時に「ゼロ当確」を打った。
神谷氏の当確についてもほぼ同時で、午後9時の開票開始よりかなり早かった。それほどの差があったわけだ。

実際に投開票日の前日である20日に千葉入りしてみると、それは明らかだった。

この日の熊谷氏の選挙演説は午前7時の柏駅前に始まり、午後7時過ぎの千葉市中央公園でのマイク納めまで12か所にも及んだ。
そのうち午後3時から開かれた船橋駅南口での街宣を見てきたが、聴衆は意外と多く、100人ほど集まっていた。

後に動画で確認すると、熊谷氏はどの演説会場でも、けっこうな人数を集めていた。
市長を11年間務めた千葉市のみならず、全県的に知名度と人気があるということになる。

●千葉県政の主導権争い

そのような熊谷氏に対して出遅れ感があった自民党が推薦する関氏だが、選挙戦が進むにつれ、ますますその差が開いてしまったようだ。
しかも選挙戦最終日は、関氏はマイク納めも含めて3度しか演説会を開かなかった。

そもそも自民党千葉県連内で、一致団結して関氏を応援していたわけではない。
石井準一参議院議員などは早々に熊谷氏の支持を表明していたのだ。

その石井氏は森田健作前知事が初当選した2009年の千葉県知事選で、公明党とともに白石真澄氏を擁立している。
白石氏は当時、その美貌でテレビの討論番組に出まくっていた売れっ子学者だったが、選挙ではその知名度を生かせず、全く鳴かず飛ばず。
本人こそ「こんなはずではなかった」と泣きたい気持ちだったに違いない。

しかも有権者にアピールすべき政策のリーフレットといえば、A4用紙に印刷してホッチキスでとめたもので、
資金はもちろん支援者たちの熱量すら入っている様子が見えなかった。

それに対して森田陣営は、各項目ごとに政策を整理して説明したパンフレットを作成しており、
たとえ候補者本人が演説で政策を語らなくても、有権者には訴えられるという構成になっていた。

この時の県知事選でも投票日前日に千葉入りしたが、白石氏らが演説に出払った選対事務所で、石井氏がすでに諦め状態だったのが印象に残っている。
それから12年たった今、森田知事の引退を契機に千葉県政の主導権獲得を狙ったのだろう。
千葉県知事選は石井氏と自民党千葉県連の重鎮である河上茂幹事長の戦いだとも言われている。

●敗因は「分裂」だけではない

そもそも自民党千葉県連は県知事選候補として、習志野市出身で前スポーツ庁長官の鈴木大地氏を充てる予定だった。

ところがこれには県連内で反対が多く、鈴木氏の“後見人”である森喜朗元首相が「初代スポーツ庁長官の評価が危うくなる」と介入。
当初は大いに乗り気のように見えた鈴木氏も辞退し、最終的に年齢が41歳と熊谷氏とほぼ同じで、
外見でも負けない関氏に決定したという背景がある。関氏は3期目の県議だったが、知事選出馬の準備ができているとは言い難かった。

関氏の敗因は石井氏らが熊谷氏を応援し、自民党千葉県連が分裂したことのように見えるが、それだけではない。

熊谷氏がいち早く選挙活動に着手し、各団体に挨拶に出向いて医師会の支援まで取り付けたのに対し、関氏はほとんど取り残されていた。
それは選挙戦最終日である20日午後7時、千葉駅旧クリスタルドーム跡地での“マイク納め”でも感じ取れた。(続く)

講談社 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/81435

続きは>>2-4

2 :擬古牛φ ★:2021/03/22(月) 08:43:33.90 ID:???
>>1

お揃いの緑のキャップを被った運動員など支援者はいたものの、緊急事態宣言下で周辺の店が早終いし、
薄暗くなった駅の片隅が会場では、一般人の眼に付くはずもない。
その勢いは同じ時刻に千葉駅近くのそごう前で行われた市長候補の神谷氏の“マイク納め”にも遠く及ばなかったのだ。

●千葉県政が大きく変化するかもしれない

そしてこの度の千葉県知事選・千葉市長選で非自民系の熊谷・神谷のコンビが当選したことで、千葉県政は大きく変わる可能性もある。
ある国会議員は「千葉県は維新が支配している大阪府のようになるかもしれない」と述べた。なるほど、両者の政治的構図はよく似ている。

副市長として熊谷市政の右腕を務め、県知事選と同日に千葉市長選で当選した神谷氏が総務省出身ということで、
総務副大臣や総務大臣を経験した菅義偉首相との近接さも囁かれる。

さらにいえば、小池百合子東京都知事のもとに首都圏1都3県の知事が結託している(ように見えなくもない)構図を壊したい菅首相にとって、
今はまだ小池カラーに染まっていない熊谷氏を取り込むメリットは小さくはない。

ただし熊谷氏は市長選に初出馬した時、野党の支持を得ている。
今回の県知事選でも、野田佳彦元首相などが熊谷氏の街頭演説会に付きそっており、“野党カラー”を脱していない。

しかしながら熊谷氏のこの勢いなら、10月までに行われる衆議院選に向けて千葉県内で「熊谷新党」のようなものが結成される可能性もある。
それが台風の眼になるのではないかという危惧の声が、すでに自民党側から聞こえてきている。

なお知事選で落選した関氏には、国政への転出も噂されている。
知事選の候補擁立に失敗した自民党県連のためにいわば“犠牲”になったようなものだから、その“褒賞”というわけだ。

だがこの様子では次期衆議院選では自民党はかなり苦しくなることが予想され、
来年の参議院選では定数3議席のうち2議席をすでに自民党現職が占めている。
そもそも千葉県知事選での戦いぶりを見た印象では、国政への挑戦自体がなかなか難しいのではないだろうか。

このように千葉県知事選と千葉市長選は、自民党の徹底した敗北という結果になった。
そればかりではなく、獅子身中の虫を生み出すきっかけになりそうだ。
仮に自民党はなくなったとしても、「自民党なるもの」は残るということか。権力が蠢く世界とは、実に恐ろしい。

以上

3 :名無しさん@15周年:2021/03/22(月) 09:55:18.21 ID:cH5V+netM
後藤輝樹先生立候補してたのか

4 :名無しさん@15周年:2021/03/23(火) 17:16:38.99 ID:AIJeYtsyG
自民党は不祥事が多すぎる 菅は身内贔屓が過ぎる

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