【社会】リコール運動の事務局関係者、業者に470万円を現金で渡し人集め依頼　田中孝博事務局長「知りません。発注書出していません。契約もしていません」

擬古牛φ ★

★署名集めに参加した男性「用紙に自分の指印を押すのを繰り返した」　リコール不正署名疑惑

2021年2月26日 13:40

　愛知県の大村知事のリコールを求める署名で、大量の偽造が行われていたとされる問題。
　提出された署名のうち、4分の1近くに上る10万人分以上で複数の人が繰り返し指印を押したとみられることがわかりました。
　美容外科「高須クリニック」の高須院長らが、大村秀章知事のリコールを求めた署名運動。

　選挙管理委員会に提出された43万5000人分の署名のうち、8割にあたる36万2000人分余りが無効だったことが判明。

　これまでに、無効な署名のうち9割近くが、筆跡などから複数の人物が他人の名前を書いたとみられることがわかっていました。

　リコールの署名に必要なのは署名者の住所・氏名・生年月日。そして押印または指印です。

　
●複数の人物が繰り返し指印を押したか　自分の指印を「1枚めくって押すを繰り返した」
　
　しかし関係者への取材によりますと、無効と判断された署名の中に、複数の人物が繰り返し指印を押したものと
みられるものが10万8000人分以上あったことがわかりました。これは提出された署名全体の約4分の1にあたります。

　実際に署名簿に複数回にわたって自分の指印を押していたという男性に話を聞くと…

　「署名用紙があり、それを1枚押して、また1枚めくって押す。その繰り返しです」（署名集めをした男性）

　男性は受任者として署名集めに参加し、一時預かった署名の多くに押印がなかったことから、
自らの意思で複数指印したと話していて、既に警察に事情を説明しているといいます。

　さらに11月にホテルで署名の集計作業をした際に、筆跡や指印に不自然さを感じていました。

　「同じ筆跡の名前が7人ぐらい並んでいるのが多かった。しかも共通して言えるのはすべて母印が押してありました。
その母印のすべてがほぼ同じ角度で、ポンポンポンと押した感じでした」（署名集めをした男性）

　リコール運動の事務局は、不正な署名が行われていたことを否定しています。

　「同一署名といわれるものや、不正署名を作るような指示も事務局は一切していません」（リコール運動の事務局　田中孝博事務局長）
　
●470万円を現金で渡し「人集めをしてほしい」と依頼

　一方、関係者への取材で、去年10月中旬、名古屋市の業者がリコール運動の事務局関係者から
「人集めをしてほしい」と依頼を受け、470万円を現金で渡されたことが分かっています。

　10月下旬には、この業者の関連会社が佐賀県で大量のアルバイトを雇い、名簿の書き写しをしていたとみられています。

　事務局は人集めの依頼や発注に関しても関与を否定しています。

　「佐賀の業者は知りません。発注書出していません。契約もしていません」（田中孝博事務局長）

　一連の不正署名疑惑について警察は、実態の解明を進めています。

メ～テレ　https://www.nagoyatv.com/news/?id=005357

【社会】 リコール運動の事務局関係者、業者に470万円を現金で渡し人集め依頼 田中孝博事務局長「知りません。発注書出していません。契約もしていません」

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