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【国家主権】 在沖米兵の強姦など性犯罪、途切れぬ年表 「とっくに完結のはずが」 最年少の被害者は乳児

1 :擬古牛φ ★:2020/10/22(木) 12:52:43.81 ID:???
★米兵の性犯罪、途切れぬ年表 「とっくに完結のはずが」

 国吉美香 2020年10月22日 5時00分


 海沿いの公園に数万人が集い、日米政府を動かした県民大会が25年前の10月21日、沖縄であった。
そのころから、地元の女性たちが作り始めた、年表しか書かれていない冊子があり、今も版を重ねている。
作成にかかわってきた一人は、自責の念を込めるようにして「とっくに完結していなければいけなかった」と言う。

 冊子の第12版(2016年発行)を開くと全28ページのうち、凡例と出典を除く26ページが年表で埋まっている。

 [避難民の中から女性が数人に拉致 1945年4月](町史)
 [2人の子どものいる女性、自宅近くの井戸で洗濯しているところを強姦(ごうかん)。男児出産 46年](証言)

 年表は、太平洋戦争末期の沖縄戦の始まりから記され、戦後の米軍統治下、72年の本土復帰後へと続く。

 [帰宅途中の27歳女性、側溝に落とされて4人に強姦される 51年9月2日](公文書)
 [海水浴に来ていた2人の女子中学生を石で殴って気絶させ強姦 75年4月19日](新聞記事)
 [高校生が学校の帰途、公園内で強姦 84年10月](証言)

 これらは沖縄で起きた米兵らによる女性への性犯罪だ。米軍統治下でまともに裁かれなかったり、
事件化されず、被害者が何年も後に証言したりといったものも含まれる。12版には約350件が掲載されている。

 冊子「沖縄・米兵による女性への性犯罪」を作成しているのは市民団体「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」(那覇市)。
95年、県民大会のきっかけになった米兵による少女暴行事件直後に会を立ち上げた。

 共同代表の高里鈴代さん(80)は当時、国内外のメディアから相次いで取材を受けた。
決まって「米兵が沖縄で起こす女性への犯罪はいつ、どれだけあるのか」と聞かれた。
女性相談員の経験から、訴えられず公にならない被害が何件もあることを知っていた。でも、実態を示す資料がなかった。

 思い立ったのが年表作りだった。まもなく開催された県民大会で、途切れることのない人波を目にし、
多くの県民にも、報道されることのない事件も含め、被害が繰り返されてきたとの実感があるとも感じた。(続く)

asahi.com https://digital.asahi.com/articles/ASNBP5VX9NBPTPOB001.html

続きは>>2-4

▽過去スレ
【国家主権】 在日米兵の強姦や傷害致死、強盗、詐欺、横領はすべて不起訴 住居侵入、窃盗なども大半が不起訴…法務省2007年統計
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1227419390/
【国家主権】 米兵ら強姦などの性犯罪・住居侵入・暴行・横領は起訴率0% 過去5年間に一般刑法犯の起訴わずか5%…神奈川県
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1388812065/

2 :擬古牛φ ★:2020/10/22(木) 12:53:42.33 ID:???
>>1の続き

●「もしかしたら私だったかもしれない」

 96年2月、新聞記事をかき集め、7ページの冊子に年表をまとめた。
基地被害を告発するために渡った米国で、英訳した年表を手に涙する人がいた。
沖縄では「年表を見た。私の被害のことも残してほしい」と電話をもらった。証言を聞きとり、年表に書き足した。

 米公文書、米軍統治下の琉球政府資料、市町村史。
思いつく限りの資料に当たり、被害の裏付けはできなくても、被害が起きた可能性が読み取れる記述はなるべく盛り込んだ。
その分、出典は丁寧に記した。

 「性犯罪がいかに被害者の声を埋もれさせてきたのか」。年表を見るたび高里さんは再認識させられた。

 一方、年表をどう使うべきか、葛藤があった。
集会やデモの現場では、同じように抗議の声をあげているはずの男性から
「これは安保の問題だ。女性問題に矮小(わいしょう)化するな」と非難されることもあった。
「女性の危機意識が低かったのでは」「女性の服装が良くなかったのでは」。被害者へのいわれなき中傷も耳にした。

 広く知らしめたい。
でも、不特定多数の人の手に渡れば、意図しない使われ方をして、どこかで被害者を傷つけてしまうかもしれない。
冊子は講演会の会場など対面販売に限った。

 [帰宅途中の20代の女性、駐車場で強姦される 2001年6月29日]
[女子中学生が被害に。告訴取り下げ 08年2月10日]
[会社員の女性、元米兵で軍属の男に殺害される 16年4月28日]――。

 事件は2000年代も続き、更新作業を終わらせることはできなかった。

 当初から年表作りに関わってきた沖縄女性史研究家の宮城晴美さん(70)は2年ほど前、思わぬ「その後」に触れた。
1949年9月に生後9カ月で被害に遭った乳児が事件直後に死亡していた、との知らせだった。戦後史の聞き取りの中で偶然、耳にした。

 乳児は、年表に掲載した事件の最年少の被害者であり、宮城さんと同じ年の生まれだった。「もしかしたら私だったかもしれない」。
地道な作業を続ける中、宮城さんの頭の片隅にはいつも、その赤ちゃんの存在があった。言葉を失った。

 年表づくりを始めて25年が過ぎた。宮城さんや高里さんは今、第13版の発行に向け、作業を進めている。

 「日米安保の下に、最も深刻な形で表れているのが女性への暴力。
ただ、性犯罪ゆえの沈黙があるうえ、本土から離れた沖縄への基地集中によって
極めて見えにくい現実を、全国の人たちが気づいてほしい」。宮城さんたちはそう願う。(国吉美香)
     ◇
 <1995年の沖縄県民大会>
 9月に起きた米兵3人による少女暴行事件で、米軍が日米地位協定に基づき3人の起訴前の身柄引き渡しを拒否。
県議会全会派の呼びかけで10月21日、日米地位協定見直しや基地の整理縮小を求める
県民総決起大会が宜野湾市の海浜公園で開かれ、8万5千人(主催者発表)が集まった。
翌年4月、日米両政府は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の県内移設条件つき返還に合意。
起訴前の身柄引き渡しは凶悪事件に限り米側が「好意的考慮を払う」との運用改善にとどまった。

以上

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