【新型コロナ】加藤厚労相、自粛要請に慎重「注視していく」…野党「少なくとも『夜の街』と言われるところに自粛要請をかけるべきだ」

擬古牛φ ★

★厚労相、自粛要請に慎重…野党「夜の街に必要」

2020/07/02 07:47

　新型コロナウイルス対策を主な議題とした衆院厚生労働委員会の閉会中審査が１日、開かれた。
東京都内の感染者数の増加を受けた店舗営業の自粛要請の是非などを巡って論戦となった。

　都内では、緊急事態宣言の解除後、徐々に１日の新規感染者数が増え、６月２６日以降は５０人超が続いている。
国民民主党の岡本充功氏は、６月２９日までの１週間で人口１０万人あたり２・５人を超えているとして、
「少なくとも『夜の街』と言われるところに自粛要請をかけるべきだ」と政府に迫った。
厚労省が各都道府県に示した患者数の推計方法では、この水準への到達日から要請が遅れるごとに
患者が増えるとしていることを踏まえたものだ。

　これに対し、加藤厚労相は、この推計方法は病床整備の参考のためのもので自粛要請の判断に直結しないと反論した。
接待を伴う飲食店の関係者への積極的な検査が感染者数増につながっていると指摘。自粛要請に慎重な姿勢を示す一方、
「懸念すべき状況であることは間違いない。しっかり注視していく」とも述べた。

　参考人として呼ばれた政府の専門家会議の尾身茂副座長は、都内の感染者の増加傾向について懸念を示した上で、
「リスクの高いところの検査を集中的にやるなど、戦略的な検査が必要だ」と語った。
一方で「社会経済活動と感染防御の両立が今の社会のコンセンサスだ。戦略的にメリハリのついた感染対策が必要だ」とも述べ、
４月発令の緊急事態宣言のような広範な自粛要請には否定的な考えを示した。

読売新聞　https://www.yomiuri.co.jp/politics/20200701-OYT1T50250/

【新型コロナ】 加藤厚労相、自粛要請に慎重「注視していく」…野党「少なくとも『夜の街』と言われるところに自粛要請をかけるべきだ」

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