【政治】アベノコラボ動画…菅義偉官房長官の「35万いいね」発言で再炎上「国民にケンカ売ってんのか？」「“いやだね”があれば100万超えただろう」

擬古牛φ ★

★アベノコラボ…菅官房長官の「35万いいね」発言で再炎上「国民にケンカ売ってんのか？」
[ 2020年4月14日 05:30 ]

　新型コロナウイルス対応を巡り、安倍晋三首相が歌手星野源（39）の
楽曲「うちで踊ろう」とコラボした投稿動画に関して批判が上がる中、
菅義偉官房長官が13日、会見で「35万を超える“いいね”を頂いた」などと
前向きに発言し、再びネットは大炎上となった。
また、全世帯に布マスクを配布する“アベノマスク”も共同通信の世論調査で
「評価しない」が7割を超え“コロナ逆風”が勢いを増している。

　批判が殺到した安倍首相のコラボ動画について、菅官房長官は「いろいろな見方があると思うが、
ツイッターでは過去最高の35万を超える“いいね”を頂くなど、大きな反響を頂いている。
多くの皆さまにメッセージが伝わることを期待している」と発言。
あたかも動画が広く受け入れられているかのような前向きな姿勢を見せた。

　動画投稿の経緯については「星野源さんがSNS上において“うちで踊ろう”という
歌を公開しておられることに総理が共感をし、今般の発信を行ったもの」と説明。
その上で、批判には正面から答えずに「20代を中心に若者の感染者が増加している。
若者に外出を控えてもらいたいと訴えるに当たり、SNSでの発信は極めて有効だ」と手応え十分に述べた。

　だが、星野源はインスタグラムに「ひとつだけ。」で始まるコメントをアップ。
「たくさんの皆さんと同じように、僕自身にも所属事務所にも事前連絡や確認は、
事後も含めて一切ありません」とおよそ歓迎しているとは受け取れない反応を見せた。

　そんな中での菅氏の発言。自民党内からも「そういうことじゃない」などと、あきれた声が続出。
党関係者は「子飼いの官僚の提案に言いなりとなっている。救いようがない」と吐き捨てるように語った。
政府筋は「政治メッセージに反対はつきもの。地道に協力を求めるしかない」と述べるしかなかった。

　ネットの反応も辛らつだ。「国民にケンカ売ってんのか？」「“いやだね”があれば100万超えただろう」
「愚行の正当化」「それは必ずしも良いという意味ではない」などの書き込みであふれ、
コラボ動画に続いて再び大炎上状態となった。まるで“炎上商法”のようなあまりの惨状に、驚きがあふれた。

　全世帯に2枚ずつの布マスク配布に始まり、1世帯30万円の厳しい条件付き給付、休業店舗に対する
個別補償なし…などへの反発は強く、安倍政権に対する“コロナ逆風”は大荒れ模様。
新型コロナウイルスの感染拡大防止と同時に、安倍政権の暴走拡大防止も必要？かもしれない。

　《動画に野党も一斉反発》安倍首相の投稿動画に野党は一斉に反発。
共産党の小池晃書記局長は「犬と戯れ、お茶を飲む姿に国民が安心すると思うなら、とんでもない勘違いだ」と批判した。
パフォーマンスよりも休業要請に伴う補償を明確にするよう求めた。

立憲民主党の福山哲郎幹事長は「国民の感染への不安と生活の厳しさに全く寄り添えていない。
一国の首相としてとても悲しく残念に思った」と非難。

社民党の福島瑞穂党首も「首相は国民の切迫感が理解できていない。あの動画を流す神経が分からない」と切り捨てた。

スポニチ　https://www.sponichi.co.jp/society/news/2020/04/14/kiji/20200413s00042000483000c.html

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