【元気な姿見せて】刺傷巡査に高校恩師ら－ラグビー選手もエール・大阪交番襲撃

みつを ★

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「元気な姿見せて」＝刺傷巡査に高校恩師ら－ラグビー選手もエール・大阪交番襲撃
2019年06月17日17時56分

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交番襲撃事件で重体となっている古瀬鈴之佑巡査の母校、佐賀工業の枝吉巨樹・ラグビー部監督＝１７日午後、佐賀市の同校

　「もう一度、元気な姿を見せてほしい」。大阪府吹田市の交番が襲撃された事件で重体となっている古瀬鈴之佑巡査（２６）の母校で、高校ラグビーの強豪として知られる佐賀工業（佐賀市）の恩師らが１７日、取材に応じ、巡査の回復を祈った。

　同校ラグビー部出身の古瀬巡査を入学時から見守ってきた枝吉巨樹監督（４３）は、「真面目で練習に打ち込むタイプだった」と振り返る。俊敏で足も速く、２年生からレギュラーに。後輩の面倒見が良く、相談や指導に積極的だった。

　卒業後は東海大に進学。４年生だった２０１４年には長崎国体の成年７人制に出場し、佐賀県選抜の日本一に貢献した。

　古瀬巡査は大学卒業後、民間企業に就職したものの、警察官になりたいとの思いを捨てられず大阪府警に入ったという。佐賀工ラグビー部の小城博総監督（６９）は「目標を持ち、貫くタイプ」と評価。「古瀬の生命力を信じたい。戻ってこい、と声を掛けたい」と話した。

　佐賀工の先輩で、元日本代表の五郎丸歩選手も、自身のツイッターで「古瀬がんばれ！！」と応援。巡査と同世代の日本代表流大選手も「あとは古瀬の回復を祈るのみ」とエールを送った。