【生活保護世帯の子どもは大学などへの進学率が19.２％】子どもの貧困対策へ実務者会議・長崎県

水星虫 ★

子どもの貧困対策へ実務者会議

＊ソース元にニュース画像あり＊

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20181024/5030002383.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

子どもの貧困について、県内の現状や課題を知るとともに教育支援に向けた関係機関の連携を深めようと、
学校やＮＰＯなどの実務者による会議が県庁で開かれました。

政府は「子どもの貧困対策」の基本方針で教育支援を重点施策の一つに掲げていて、
２４日は県内の現状や課題を知るとともに関係機関の連携を深めようと、
学校や子どもの貧困問題に取り組むＮＰＯなどの実務者による会議が県庁で開かれました。

会議では、はじめに長崎大学教育学部の小西祐馬准教授が講演し、日本では所得が一定水準を下回り
「貧困状態にある」とされる世帯で暮らす１７歳以下の子どもの割合が
およそ７人に１人にものぼることを説明しました。
その上で、生活保護世帯の子どもは大学などへの進学率が１９.２％と
全世帯の３分の１程度にとどまっているとして、貧困が教育に与える影響の大きさを指摘しました。

続いて長崎市教育委員会の実務者が、家賃を支払えず家を追い出されそうになった保護者から
「スクールソーシャルワーカー」が相談を受け、福祉機関につないだケースが報告され、
学校における支援の大切さを強調しました。

会議を主催した県青少年育成県民会議の岩永嘉人事務局長は
「長崎県が置かれている子どもの貧困について現状と課題を共有し、
よりよい解決策を見つけるきっかけにしたい」と話していました。

10/24 18:04