【イワシ】記録的不漁から一転「マイワシ」豊漁の兆し　16年8173トン→17年62トン→今月に入り1500トン

ばーど ★

　マイワシの記録的な不漁が原因で、去年の富山湾の総漁獲量は１万２６００トンあまりと過去３５年間で最も少ない水揚げでした。

　ただ、今月に入ってからはマイワシの水揚げが続いていて、豊漁の兆しを見せています。

　これは、１６日開かれた県水産研究所の研究成果発表会で報告されたものです。

　県水産研究所によりますと、去年の富山湾の総漁獲量は１万２６６７トンで、統計が残る１９７９年以降で最少でした。

　背景には、マイワシの記録的な不漁が関係しています。

　マイワシは、おととしの漁獲量が８１７３トンで富山湾の年間総漁獲量のおよそ３７％を占める豊漁でしたが、去年は、わずか６２トンと前の年の１％未満でした。

　マイワシの不漁の原因はわかっていませんが、全国的な漁獲量は大きく減っていないことから、原因は資源量の減少ではなく、日本海に分布するマイワシの回遊ルートが変化した可能性があるということです。

　ただ、今月７日からは氷見漁港などでマイワシの水揚げが続いていて、これまでの漁獲量はおよそ１５００トンに上り、豊漁の兆しを見せています。

2018/02/16 17:27
富山チューリップテレビ
2018/02/16 17:27

【イワシ】記録的不漁から一転 「マイワシ」 豊漁の兆し 16年8173トン→17年62トン→今月に入り1500トン

【イワシ】記録的不漁から一転「マイワシ」豊漁の兆し　16年8173トン→17年62トン→今月に入り1500トン