【岐阜】撃ちたくなってしまうものなのか…陸自射撃場の地元住民、不安広がる「普段は静かな町なのに」 [ぐれ★]

ぐれ ★

※2023/06/15 07:10
読売新聞

　「普段は静かな町なのに」――。岐阜市の陸上自衛隊「日野基本射撃場」で１４日に発生した自衛官候補生による銃撃事件は、周辺住民らを不安に陥れた。

　射撃場の北側にある自動車修理店の代表の男性（４９）は、出社しようと午前１０時頃に射撃場周辺を通ると、入り口が封鎖され、パトカーが何台もいたのに驚いた。かつては銃声が聞こえることもあったが、建物が完成してからは聞こえなくなったといい、「普段は静かな町なのに、物々しい雰囲気になった」と話していた。

　一方、付近に住んで２７年になるという５０歳代女性は、テレビのニュースで事件を知った。近年は射撃場から何か聞こえるということはなかったといい、「銃を持つと、撃ちたくなってしまうものなのだろうか」と声を震わせた。また、別の女性も「これまでは特に何もなかったが、こんな事件が起きると怖い」と戸惑った様子で話した。

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