【静岡】名前に「菌」つけて呼ぶ、いじめ問題で当時の担任教諭ら２１人と市に損賠提訴

Hikaru ★

読売新聞オンライン 2019/03/19 12:04
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190319-OYT1T50167/

　静岡市立千代田小（葵区沓谷）で起きた男児へのいじめ問題で、この男児が１８日、加害児童７人や
当時の担任教諭ら計２１人と同市に対して計約５５０万円の損害賠償を求める訴訟を静岡地裁に起こした。
いじめが原因で適応障害になったと主張している。

　訴状によると、男児は同小に通っていた２０１７年１１月頃、馬乗りになって暴行されたり、
名前の後ろに「菌」をつけて呼ばれたりするいじめを受けたとしている。男児は当時、５年生だった。

　男児は頭痛や耳鳴りに悩まされるようになり、病院で
「いじめのストレスが原因の適応障害」と診断された。
不登校となって転校したが、現在も嘔吐おうとや目まいなどの症状があり、月に１～２回通院しているという。

　男児は他に、加害児童の保護者と同小の校長も訴えた。

　男児側の弁護士は記者会見で「男児は遺書を書いて自殺しようとするまで追い込まれた。加害者らの責任は重い」と指摘した。