【新在留資格】自民党、法務部会での意見集約を来週に先送り

ニライカナイφ ★

自民党は２５日、外国人労働者の受け入れ拡大に向けて新たな在留資格を創設する出入国管理法改正案について、２６日を想定していた法務部会での意見集約を来週に先送りする方針を固めた。
同部会で反対論や慎重論が相次いでいるため、時間をかける必要があると判断した。
週明け２９日の集約を目指す。

☆ たまたまスレです

■自民、新在留資格に反対論続出＝法案提出遅れる可能性も

政府は改正案の与党審査を来週中に終えて速やかに国会に提出したい考え。菅義偉官房長官は２５日の記者会見で「緊急の課題。今国会成立をお願いしたい」と語った。
ただ、慎重な対応を求める声は公明党にも広がっている。

自民党の新藤義孝、田村憲久両政調会長代理、長谷川岳法務部会長、小泉進次郎厚生労働部会長が２５日、党本部で改正案の扱いを協議し、２６日の部会集約を見送ることで一致した。
法務部会で幅広い観点からの議論が必要との意見が出たことを踏まえ、２９日は法務部会に先立ち厚労部会でも議論する。

２５日の自民党法務部会では、関係団体から意見を聴取。
連合の村上陽子総合労働局長は「国民的な議論が必要。日本社会の在り方にも影響を及ぼす課題だ」と述べ、今国会中の成立を目指すのは拙速との立場を示した。
議員からも「徹底的議論が必要だ」などの声が上がった。

一方、経団連の井上隆常務理事は「人手不足に対応するため大変歓迎している」と新資格への賛意を表明。
日弁連の市川正司・元人権擁護委員長は「技能実習生が労働力として使われていることへの懸念が解消される」と一定の評価を示した。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018102501147&g=pol