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【内閣改造】河野太郎外相に期待するのは「父親殺し」 [08/10]

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2017/08/10(木) 15:04:58.92 ID:???
★「河野洋平の子息」を外相に起用した安倍総理の真意
櫻田淳(東洋学園大学教授)

興味深いのは、河野太郎氏の外相起用であろう。彼の場合、「河野談話」に名を残し、
その故に特に右派層からの評判の最悪な河野洋平元衆院議長の子息という風評は絶えず付きまとう。
河野洋平氏自身は、近時でさえ安倍内閣下の対外政策、特に対中政策を評し、
「中国の嫌がることばかりやっている」と批判している。
河野洋平氏の鮮烈な「対中・対韓宥和(ゆうわ)」志向姿勢の故に、
河野太郎氏にも同様な志向があると見る向きは確かにある。
ただし、父親と子息の政策志向が同じでなければならない理由はないし、世代も異なる。

http://ironna.jp/article/7306

むしろ河野太郎氏が外交族として積み重ねた蓄積にこそ、期待するのが大だと見るべきであろう。
こうした安倍総理と河野洋平氏の対中認識における「埋め難き溝」を前にして、
河野太郎氏は「河野洋平の子息」という風評に引きずられるか、あるいはそれを振り払うのか。
それは彼の対応次第ということになる。一般論として語るならば、男子の場合、祖父を尊敬しても
父親とは反りが合わないという例が多いとされる。安倍総理は内心、河野太郎氏に政治的な
「父親殺し」を期待しているのかもしれない。彼にしてみれば、「父親を超克する」機会を手に
できたということになると思われる。

もっとも、安倍総理が特に対北朝鮮政策の都合上、中韓両国との「雪解け」を本格的に
模索するのであれば、河野太郎氏の「対中・対韓宥和」志向姿勢の風評は逆に利用できる
ものになるかもしれない。儒教文化圏にある中韓両国が彼の対外姿勢における「父親譲り」の
側面に何らかの期待を寄せる局面は、あり得るからである。とはいえ、そうした日本の対中韓
「雪解け」政策が動き出す余地は、実際には甚だ乏しいであろう。

折しも、ドナルド・J・トランプ米大統領は、従来、北朝鮮情勢対応に際して中国の役割に
期待する発言を繰り返していたけれども、「中国は北朝鮮に関して口だけで、われわれの
ために何もしていない。米国はこうしたことを続けることは容認できない」と一転して批判
するようになっている。また、ニッキー・ヘイリー米国連大使は、国連安全保障理事会での
対朝制裁決議案交渉を主導しつつ、「話し合いの時間は終わった。中国は最終的に
重大な措置を取りたいのかどうか決めなければならない」という対中督促の言葉を漏らしている。

加えて、文在寅韓国大統領の対北朝鮮政策対応が米国の方針と齟齬(そご)を
来しているという疑念は中々、消えない。北朝鮮情勢対応に限っても、
米国の対中視線は誠に険しいものになっているし、対韓疑念も払拭(ふっしょく)されないのである。

故に、安倍内閣下の対中政策が河野洋平氏のような人物から「中国の嫌がることばかりやっている」
と批判される類いのものであったとしても、それが米国によって歓迎され、「西側同盟ネットワーク」の
結束を担保する限りは、それを断固として展開するのが日本の対外政策上の大義である。
河野外相が背負うことになるのは、そうした大義なのである。

此度の内閣改造の結果、安倍内閣の政権運営における「下降モメンタム」が実際に反転するかは、
判断が付かない。ただし、小野寺防衛相と河野外相の起用には、相応の「安心」が感じられる。
この「安心」こそが、今では大事なものであろう。

http://ironna.jp/article/7306?p=2

2 :名無しさん@13周年:2017/08/10(木) 16:50:11.54 ID:DdkU5tnaw
日米原子力協定の更新について、安倍の側近どもに扱えるような外交課題ではなかったということ。

3 :名無しさん@13周年:2017/08/10(木) 17:23:24.14 ID:W3O/sSWTe
河野洋平・太郎父子は両人とも「鬼面人を驚かす」だけだろう。

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