【愛知】警官自殺、パワハラ訴訟、和解へ　遺族に150万円支払い（訴訟額は5800万円）

ばーど ★

名古屋・中署に勤務する男性巡査＝当時（２４）＝が２０１０年に自殺したのはパワハラが原因として、
両親が愛知県に５８００万円の損害賠償を求めた訴訟で、県は上司による「不適切な行為」を認め、解決金１５０万円を支払い、和解することを決めた。

１９日に開会する６月県議会に関連議案を提出する。

訴状によると、巡査は１０年４月に採用。中署池田交番に配属され、上司の巡査部長から「職務質問の成績が悪い」などとして腕立て伏せや退職届を書くように強要された。
同年１１月２９日午後、中署のトイレで自らの拳銃を使って自殺した。

両親は１３年８月、名古屋地裁に提訴。県側は当初「指導は違法なものではなく、自殺との因果関係はない」などと主張した。
関係者によると、昨年１０月、地裁が和解を勧告。県は「上司らが侮辱的な言葉や、執拗（しつよう）で威圧的な退職勧奨など不適切な行為をした」と認め、和解することを決めた。

本紙の取材に巡査の父は「被告が非を認めたところに意義がある。息子はもう帰ってこないが、県警の体質がより良く変わってほしいと願っている」と話した。

配信　2017年6月6日 08時55分
中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017060690085515.html

【愛知】警官自殺、パワハラ訴訟、和解へ 遺族に150万円支払い（訴訟額は5800万円）

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