【青森】「娘を尼に…」女子高生の頭を丸刈り、暗闇に閉じ込め修行を迫ったとして母親と自称霊能力者を逮捕［06/03］

★青森・暴行霊能力者が女子高生に迫った真夜中の“闇修行”
2017年6月3日 10時26分日刊ゲンダイDIGITAL

「霊能力を身に付けるための修行だ！」

そう言って女子高生に暴力を加え、ケガをさせたとして、母親の川口とみ子（４４）と
自称・霊能力者で無職の宮崎香奈子（３５＝いずれも青森県おいらせ町）
両容疑者が５月３０日、傷害と暴行の疑いで県警に逮捕された。

２人は昨年の夏ごろから今年１月にかけて女子高生の右腕をカッターで切りつけ、
ハエ叩きや棒で尻などを殴るなどし、全治３０日のケガを負わせた。
すべては修行に集中させるためだったという。さらに宮崎は川口から
「娘を尼さんにしたい」と頼まれ、バリカンで女子高生の頭を丸刈りにした。

２人が住んでいるおいらせ町緑ケ丘は自衛隊三沢基地や日本原電に勤務する住民が多い、
新興住宅地だ。

「２人の自宅は数年前に建てられ、まさに目と鼻の先です。お互いダンナさんもいます。
もともとは近所付き合いの延長で関係が始まった。宮崎さんは川口さん親子に
『霊の声が聞こえる』と言って洗脳していたみたいです。ただ宮崎さんは教祖と
いったようなものではなく、たくさん信者を集めて何かやるようなこともなかった。
出入りする信者は、川口さん親子２人だけでした。川口さんは学校に
『修行させるので娘を休ませます』と伝え、昨年夏ごろから休学させていた」（近隣住民）

■真夜中の墓地公園で“闇の中を見る”修行

それから半年ほど経った今年１月５日の昼ごろ、女子高生は自宅から１０キロほど
離れた三沢市の農業用ビニールハウス内にいたところを管理者に発見された。

「娘は日ごろから、『暗闇の中で霊の姿や声が見えるようになれば、霊能力者になれる』
と教え込まれていたということです。その時も前日の深夜から人けのない墓地公園で、
『闇の中を見る』修行をしていた。しかしあまりの寒さに耐えられなくなり、無施錠だった
ビニールハウスに入って休んでいました。通報を受けた警察官が事情を聴くと
『修行していました』『寒かったので、暖を取るためにハウスに入りました』と答えたそうです。
本人はすっかり『修行』と思い込んでいて、洗脳されているという認識はなかった。
ただ上下スエット姿で丸坊主の女子高生がそんなところにいること自体おかしいし、
おまけに体中にアザがあったため、虐待されているのではないかと、
宮崎と川口の容疑が浮上したのです」（捜査事情通）

その後、専門家のケアもあり、娘は洗脳を解かれ、正常な状態に戻って復学。
一方、逮捕された母親と霊能力者は「悪いことはしていない。正当な修行だった」
と容疑を否認しているという。

http://news.livedoor.com/article/detail/13151740/

【青森】「娘を尼に…」 女子高生の頭を丸刈り、暗闇に閉じ込め修行を迫ったとして母親と自称霊能力者を逮捕 ［06/03］

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