【福岡金塊窃盗】逮捕の４０歳男がニセ警官考案か　取引情報の提供者に「金塊７０キロ渡した」と供述

孤高の旅人 ★

逮捕の４０歳男がニセ警官考案か　取引情報の提供者に「金塊７０キロ渡した」と供述
2017.5.30 20:38
http://www.sankei.com/west/news/170530/wst1705300066-n1.html

　福岡市博多区で昨年７月、貴金属店に持ち込まれる直前の約７億５千万円相当の金塊（１６０キロ）が警察官を装った男らに盗まれた事件で、指名手配中に逮捕された自称自営業、中垣龍一郎容疑者（４０）＝愛知県日進市＝が、金塊の取引情報を他の容疑者に伝え、警察官を装う手口も情報提供者と考案した疑いのあることが３０日、分かった。
　中垣容疑者は所在不明の金塊７０キロを情報提供者に渡したとも供述。福岡県警は野口直樹容疑者（４３）＝愛知県長久手市＝と弟、和樹容疑者（４２）＝名古屋市千種区＝が事件の中心人物としているが、中垣容疑者も実行役と情報提供者をつなぐ「仲介役」として重要な役割を果たしたとみている。
　捜査関係者らによると、中垣容疑者は事件前、情報提供者と接触し、和樹容疑者らに「（金塊を）持って行ってくれ」と犯行を持ち掛けた疑いがある。さらに情報提供者らと話し合った上、偽の警察官の衣装を着用することを和樹容疑者らに提案したという。衣装は、山口県下関市の河原に捨てられていた。
　中垣容疑者は当時現場におらず、事件直前まで被害者の動向に関し情報提供者と携帯電話でやりとりしていたとみられる。同容疑者は「貴金属店に持ち込まれる金塊とは知らなかった」との趣旨の供述をしている。
　中垣容疑者は直樹容疑者と共に窃盗容疑で指名手配され、２９日に逮捕された。逮捕者は計１０人となり、うち７人が窃盗容疑で、３人が金塊９０キロを売却した盗品等処分あっせん容疑で逮捕された。売却は和樹容疑者が３人に依頼したという。
　７人の逮捕容疑は昨年７月８日、博多駅近くで貴金属買い取り会社に向かっていた被害男性らに警察官を装って声を掛け、約７億５千万円相当の金塊などを盗んだ疑い。

【福岡金塊窃盗】逮捕の４０歳男がニセ警官考案か 取引情報の提供者に「金塊７０キロ渡した」と供述

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