【山口】事後強盗の疑いでホテルの元従業員を逮捕

悪魔の妖精 ★

　今月５日、山口市湯田温泉のホテルで宿泊客の女性の部屋に侵入し、現金を奪った上、部屋に戻った女性に暴行を加えて逃走したとして山口警察署は、１１日、このホテルの元従業員の男を事後強盗の疑いで逮捕した。

　事後強盗の疑いで逮捕されたのは住居不定で元ホテル従業員の五島百合弘容疑者６５歳だ。警察の調べによると五島容疑者は今月５日午前６時頃、勤めていた山口市湯田温泉のホテルかめ福で、５２歳の宿泊客の女性の部屋に入り、現金およそ１万円を奪った上、部屋に戻ってきた女性に暴行を加えて逃走した疑いが持たれている。

　五島容疑者は事件当日の午前７時までフロントの業務を担当することになっていたが事件の後、連絡が取れなくなっていた。警察では五島容疑者の犯行と断定し逮捕状を取って行方を探していたところ、１１日午後３時ごろ、岡山県倉敷市でレンタカーで逃げていた五島容疑者を警察官が見つけ、逮捕した。警察の調べに対し、五島容疑者は「１万円を盗んだことは間違いない」と供述しているという。

　ホテルかめ福によると、五島容疑者は６年前からパートとして勤め、勤務態度はまじめだったというが、事件後、懲戒免職となっている。逮捕された時五島容疑者は現金約４０万円を持っていたということで警察では犯行の動機などについて五島容疑者を追及することにしている。

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