【社会】老人ホームで多発する恋愛トラブル…１人の女性の取り合いとなり、男性２人がこうもり傘と竹ぼうきで殴り合うケースも

野良ハムスター ★

日本の高齢社会化が問題視されて久しいが、『国立社会保障・人口問題研究所』の推計によると、65歳以上の老年人口の総人口に占める割合は、2013年に25.1％となり、4名に1名が老年になっている。そして、2035年には33.4％を占める計算で、3名に1名が老年という未来が予測されている。

「高齢者が増えた影響で、老人ホームの施設不足や入居待ちが問題になり始めています。そして、老人ホーム内でも困った問題が起きているのです。その典型的な例が老人ホーム内で多発する恋愛関係のトラブルです」（女性誌記者）

実際に殺人事件にまで至ってしまうようなケースも出ている。

「2004年に、愛知県の老人ホームで、男性が同じ入居者の女性に絞殺される事件がありました。両者は約1年にわたって交際していましたが、周囲から中傷されたため、施設を出てふたりで暮らそうとしたのです。しかし、住まいが見つからなかった。加えて、ホーム内の部屋替えがあり、その女性は自由に部屋の行き来ができなくなって、離れ離れになるなら殺そうと思ったそうです」（同・記者）

■スタッフに対する入居者のセクハラも問題に

「2013年には、兵庫県姫路市の老人ホームで、男性が同じ入居者女性に馬乗りになって刃物で切りつけているところをスタッフに取り押さえられ、警察に逮捕されました。これも恋愛のもつれが原因だったそうです」（同・記者）

ホーム内で同じ女性を取り合った男性が、こうもり傘と竹ぼうきで殴り合ったというケースもあるそうだ。さらには、男性入居者による女性スタッフへのセクハラも多いという。

「入浴介護の際、ストレッチャーに移動してもらうとき、男性の頭を抱えようとしたら、体を起こしてキスをされたとか、『一緒に寝ようよ』と言って、職員を布団のなかに引きずり込もうとしたという話もあります」（同・記者）

老人の恋愛と性は、今後さらに問題化しそうだ。

https://myjitsu.jp/archives/21668