【経済】先月の有効求人倍率１．４５倍　２６年４か月ぶりの高い水準　完全失業率は２．８％［04/28］

★先月の有効求人倍率１．４５倍
4月28日 8時31分

厚生労働省によりますと、先月の有効求人倍率は季節による変動要因を除いて
１．４５倍で、前の月より０．０２ポイント上昇しました。これは、平成２年１１月に
１．４５倍を記録して以来、２６年４か月ぶりの高い水準となっています。

都道府県別で見ますと、東京都が２．０６倍で最も高く、次いで、
福井県が１．９４倍、石川県が１．８２倍などとなっています。

一方、最も低かったのは沖縄県で１．０１倍、次いで、北海道と神奈川県が
１．０８倍などとなり、６か月連続で、すべての都道府県で１倍以上になりました。

また、新規の求人数は、前の年の同じ時期と比べて６．５％増えました。
これを産業別に見ますと、運輸業、郵便業が１２．２％、建設業が１１．７％、
製造業が１１％、それぞれ増えています。

一方、昨年度・平成２８年度の平均の有効求人倍率は１．３９倍で、
前の年度より０．１６ポイント上昇し、平成２年度以来の高い水準となりました。

厚生労働省は「ここ３か月は横ばいが続いていたが、再び上昇に転じたことで、
雇用環境は着実に改善が進んでいる」としています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170428/k10010964371000.html

★先月の完全失業率２．８％前月と変わらず
4月28日 8時34分

総務省によりますと、先月の就業者数は６４３３万人で、前の年の同じ月に
比べて６９万人増えて、５１か月連続で増加しました。

一方、完全失業者数は１８８万人で、前の年の同じ月に比べて２８万人減り、
８２か月連続で減少しました。

季節による変動要因を除いた全国の完全失業率は２．８％で、前の月と変わりませんでした。

また、パートや派遣社員、アルバイトなどの非正規労働者は前の年の同じ月に
比べて１７万人増えて、１９９８万人でした。

昨年度１年間の平均の完全失業率は３．０％で、前の年度に比べて０．３ポイント改善し、
平成６年度以来の低い水準となりました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170428/k10010964381000.html

【経済】先月の有効求人倍率 １．４５倍 ２６年４か月ぶりの高い水準 完全失業率は２．８％ ［04/28］

【経済】先月の有効求人倍率１．４５倍　２６年４か月ぶりの高い水準　完全失業率は２．８％［04/28］