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【社会】豊洲市場 水位上昇抑えるシステム本格稼働後も水位下がらず

106 :名無しさん@1周年:2016/10/20(木) 19:10:17.62 ID:Cv2/qlxp0.net
>>101
0.04μg/m^3 がどれくらい希薄かというと……

水銀を密閉容器に入れ、25℃に保つと、水銀は蒸発し、やがて容器内に水銀蒸気が充満する。
で、その飽和蒸気圧は0.3Pa。
理想気体近似で濃度を求めると、n/V = P/RT = 0.3Pa/(8.3144J/molK×298K) = 0.12mmol/m^3
水銀の原子量は200.59だから、0.12×200.59 = 24mg/m^3

かといって、床一面水銀の池が拡がっているくらいでなければ部屋の空気が飽和蒸気圧の水銀蒸気を
含むようにはならないので、ここでは次の状況を考える。

時々水銀の入っている薬びんの蓋を開けて水銀を別の容器に移す。
そのとき薬びんの中の、飽和蒸気圧の水銀蒸気を含む空気が100cm^3漏れる。
漏れた空気は 24mg/m^3 × 0.0001m^3 = 2.4μg の水銀を含む。
その水銀蒸気がただちに3.6m×3.6m×2;4mの室内に拡散したとすると、その濃度は、
2.4μg /(3.6m×3.6m×2.4m) = 0.078μg/m^3 であって、その指針値の約2倍である。

色もにおいも何もない薬びんの中の空気をふっと吹き出しただけでこれですぜ。
水銀は必ずドラフト内で扱わないと環境基準を逸脱するようですな。
まあ、室内に露出した水銀面(気圧計とか)がある場合、室内濃度を常時指針値以下に保つのは不可能げ。

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