【社会】朝日新聞社説に質問状＝死刑廃止めぐり弁護士団体

たんぽぽ ★

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161019-00000105-jij-soci

　被害者支援を行う弁護士らがつくる「犯罪被害者支援弁護士フォーラム」は19日、日弁連が死刑廃止宣言を採択したことを受けて朝日新聞が掲載した社説について、「誤った知識と偏った正義感に基づく一方的な主張だ」と批判し、同社に公開質問状を出した。

　
　朝日新聞は、9日付の朝刊で「死刑廃止宣言　日弁連が投じた一石」と題する社説を掲載。その中で、宣言に抗議する弁護士らがいることを挙げ、「（死刑）存続を訴える活動は当然あっていい」とした。

　続けて、「その上で望みたいのは、宣言をただ批判するのではなく、被害者に寄り添い歩んできた経験を踏まえ、今の支援策に何が欠けているのか、死刑廃止を目指すのであれば、どんな手当てが必要なのかを提起し、議論を深める力になることだ」とした。

　質問状は「『死刑廃止を目指すのであれば』とは、凶悪犯罪で家族を殺された被害者遺族や支援する弁護士も、死刑廃止を目指すのが当然という趣旨か」などと尋ねている。

　朝日新聞社広報部の話　書面を受け取った後、適切に対応します。